高層建築好きの半田健人さんが案内する「高層タワーの楽しみ方」

高層建築好きの半田健人さんが案内する「高層タワーの楽しみ方」

2017/09/20

定番観光スポットとしておなじみの高層タワーだが、景色を見る以外の楽しみ方って、実はあまり知らないもの。そこで、“高層建築マニア”としても名高い、俳優/ミュージシャンの半田健人さんに、マニアならではの高層タワーの楽しみ方を指南してもらった。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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高層建築を愛して止まない半田健人さんがその魅力を語る!

待ち合わせた東京スカイツリータウン®「ソラマチひろば」にて。「僕にまかせてください!」

東京をはじめ、日本各地にそびえ立つ高層タワー。並んで登ったわりに、ぐるっと一周して終わり……だけじゃもったいないですよね。半田さん、どうしたらもっと高層タワーを楽しめますか?

半田健人

半田健人

俳優・ミュージシャン

\半田さん的高層タワーの楽しみ方/
1.「東京スカイツリー®」はてっぺんまで登るべし
2.「東京タワー」は登らずとも楽しめる!
3.「地方タワー」はデザインを楽しむ


1.「東京スカイツリー®」はてっぺんまで登るべし

世界一高い自立式電波塔。高さは634m ©TOKYO-SKYTREE

2012年の開業以来、新しい東京のシンボルとして世界中から多くの人が訪れる東京スカイツリー。 展望台は350m地点の「天望デッキ」と450mの「天望回廊」の2段構えになっている。まずは高速エレベーターでわずか50秒の天望デッキへ。

普通の人なら通りすぎてしまう柱の部分に注目

エレベーターを降り、さっそく景色を見に......としたところ、半田さんからいきなりストップがかかる。

半田さん
半田さん
「ほら、この柱を見て下さい。立派でしょう。この太さにスカイツリーのスケールが表れている というか、建造物としての魅力が感じられるポイントです
鉄道マニアの顔も持つ半田さん。通る電車の型まで教えてくれる

まさかの柱鑑賞から、窓辺へ移動。空気が澄んだ季節には富士山も見えるというパノラマ絶景の中で、半田さんのおすすめはどこ?

半田さん
半田さん
「僕の場合はやはり、東武線の線路が見えるこちら。隅田川の橋を浅草駅へ向かいゆっくりと進 む電車の様子はまるでジオラマのようです。昼間もいいけど、夜は電車の明かりがあってさらに 美しいですよ」
公式キャラクターのソラカラちゃんと記念撮影

さらに天望デッキを歩いていると、公式キャラクターのソラカラちゃんが登場。1日数回約15分間 のグリーティングタイムには、一緒に記念撮影をすることが可能だ。

半田さん
半田さん
「僕、まだソラカラちゃんを知らないときにクイズでキャラクター予想をして、『顔は星じゃないかな』って思ってたら、ばっちり当たってたことがあって。嬉しかったですね」
ここが穴場です! と半田さん

実は天望デッキのメインフロアは350mだが、その下に345m、340mのフロアがある。

半田さん
半田さん
エスカレーターでフロア345に降りるのもおすすめです。レストランやショップがあり、比較的空いていることが多いので」
ガラス床からの眺め。安全とわかっていても足がすくむ

さらに、エスカレーターでフロア340に降りると、スカイツリー名物のガラス床が。

半田さん
半田さん
「やっぱりここははずせないですよね。高さがダイレクトに感じられますし、鉄骨もよく見えるので、構造好きには萌えポイントです

451.2mの頂点を目指し、天望回廊へ

天望回廊は445m地点から最高到達点まで自分の足で歩くことができる

フロア350へ戻った半田さんは、さらにエレベーターで445mの天望回廊の入り口へ。

半田さん
半田さん
「天望デッキで満足してしまう人も多いと思いますが、プラス100m登ると世界が全然変わります。 回廊はガラス張りで本当に空中を歩いているような感覚になるし、やっぱり上のほうが気持ちいいんですよね」
最高到達点は都心方面を一望できる南西方向。まるで東京が自分のものみたい!

天空回廊をぐるりと登り、ついに451.2mの最高到達点「ソラカラポイント」に到達。

半田さん
半田さん
「やっぱり日本一高い場所にいると思うと、テンションが上がりますよね。まるで自分が偉くなった気分になるというか、現実感のない場所に身を置くことで心の視界も広くなる気がします」
地上へ戻って下から見上げると、感慨深い

そして天空から地上に舞い降りた(実際はエレベーターを使った)半田さん。

半田さん
半田さん
「いつも地上に戻ってくると、急に自分が小さく感じるんですよね。現実に戻るというか。でも、 そこでまたタワーのスケールを感じられるんです。なので地上に戻ってきたら、必ずもう一度下から見上げます

2.「東京タワー」は登らずとも楽しめる

言わずと知れた東京のシンボル。高さは333m ©TOKYO TOWER

1958年の開業以来、東京のシンボルとして親しまれてきた東京タワー。2018年の開業60周年を前に、高さ150mの「大展望台」及び、250mの「特別展望台」が大規模リニューアル中(大展望台は営業しながらの改装なのでご安心を)。

半田さんおすすめ浜松町の世界貿易センタービルの展望室から見た東京タワー ©TOKYO TOWER

高さでは東京スカイツリーに軍配を明け渡した東京タワーだが、半田さん曰く東京タワーの楽しみ方は別にあると言う。

半田さん
半田さん
「もちろん夜景など、そこからしか見られない景色は素晴らしいですが、高さという面での驚きというのは、昔に比べたら薄れているかもしれません。むしろ東京タワーは姿そのものに感動がある。始めて上京してきたときに“ああ、東京に来たんだな”と思わせてくれたのも東京タワーですし、今は地方から帰ってきて新幹線から東京タワーを見て“帰ってきたな”と思う。やはり唯一無二の存在です」
東京タワーの展望台からの夜景

その歴史の中でさまざまなストーリーをつむいできた東京タワーは、小説や映画、歌の題材になることもしばしば。

半田さん
半田さん
実は僕も東京タワーの歌を作ったんです。11月1日に発売するアルバム『HOMEMADE』に収録しているのですが『東京タワー 〜親父たちの挽歌〜』という歌で。僕なりのタワーの位置づけを歌っています」
HOMEMADE

HOMEMADE

2017年11月1日発売 ビクターエンタテインメント

歌謡曲に対する豊富な知識と愛情をバックボーンに、作詞・作曲・編曲 すべてを半田健人が全てを作り上げた驚異の宅録アルバム


3.「地方タワー」はデザインを楽しむ

京都タワー

1964年開業。鉄骨を使わないモノコック構造を採用している。©京都タワー
半田さん
半田さん
「展望室はモダンに生まれ変わりましたが、台座のビルの地下には大浴場があってまだまだ昭和感があり、昭和文化好きとしてはたまらないポイントです。また周りに高い建物がないので、遠くまで見渡せるところも気に入っています」

神戸ポートタワー

1963年開業。当時全国初となる夜間ライトアップで話題となった。©神戸ポートタワー
半田さん
半田さん
「僕の地元でもある神戸のランドマークは、何と言ってもデザインが素晴らしい。ほかに類をみない二重のつづみ型は、日本各地の高層タワーの中でもひときわの存在感です」

半田さんが考えるタワーの楽しみ方とは

高層タワーは高層建築物の魅力を感じる入門として最適です

最後に改めて、半田さんが考える高層タワーの楽しみ方について聞いた。

高層タワーは見るのではなく体感するもの。というのは、高層建築物ほど写真や映像と本物のギャップが大きいものはないと感じていて。例えば音楽を生で聴いて感動するように、タワーも間近で見上げることで、その大きさを肌で感じることができるんです。だから皆さんもできるだけ間近まで寄っていって、首が痛くなるぐらい見上げてタワーを感じてみて下さい!」(半田さん)

取材メモ/取材中も、次から次へとタワー豆知識が飛び出す半田さん。手軽に非日常が楽しめるスポットとしてのタワーの魅力を改めて感じました。

構成/笹 元(Roaster)  取材・文/橘川麻実 撮影/栗原大輔(Roaster) ヘアメイク/大江一代 スタイリング/MASAYA 衣装協力/D by D Syokei

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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