サウナ女子が選ぶ、女子が行くべき最旬サウナスポット3選

特集

いま、サウナがアツい!

2017/09/23

サウナ女子が選ぶ、女子が行くべき最旬サウナスポット3選

かつて男の庭だったサウナの世界に、女性ファンが増えつつあるのをご存知だろうか。ほぼ毎日のようにサウナに通う女子サウナー、enya honamiさんとさうな姫(桜餅)さんにその魅力を語ってもらいつつ、女子におすすめのサウナをこっそり教えてもらった。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

サウナの魅力を
教えてくれる人

enya honamiさん(右)
さうな姫(桜餅)さん(左)

enya honamiさんは高円寺の銭湯「小杉湯」で番台を務めるイラストレーター。 さうな姫(桜餅)さんは国際基督教大学博士課程後期で古典文学を専攻する傍ら、ほぼ毎日サウナに通う

サウナのトークイベントで登壇者同士として知り合ったという、enya honamiさんとさうな姫(桜餅)さん。一人でサウナを楽しむのはもちろん、ときには「サウナデート」に一緒に繰り出すというお二人に、女子ならではのサウナの楽しみ方をお聞きした。

今回のインタビュー会場は、enya honamiさんが番台を務める高円寺の銭湯「小杉湯」

サウナにはだんだんハマるタイプと「天才型」とがいる!

武蔵境の「境南浴場」をこよなく愛するさうな姫(桜餅)さん。10月21日、「おふろの国」にて、女性のためのサウナイベント「高温サウナ女子デー」に出演
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「私がサウナにハマったきっかけは、お笑い芸人『サルゴリラ』の児玉智洋さんっていう方でした。その方がすごくサウナ好きで、トークライブで『サウナの魅力は水風呂なんだ』とか『羊水に包まれているような感覚』って熱弁しているのを聞いて、その感じを体験してみたい! と思ったんです。水風呂に入った瞬間ものすごく気持ちよくて、『これだ!』って感じたのを覚えてます。それまではお風呂は好きじゃなくて、旅行に行っても自分だけ温泉には入らないほどだったんですが、今ではほぼ毎日どこかのサウナに行くようになりました」
ほぼ毎日小杉湯ほか銭湯に通うenya honamiさん。ねとらぼで「えんやの銭湯イラストめぐり」連載中
enya honamiさん
enya honamiさん
「私は、以前設計事務所の仕事を休職していた頃に、一緒に銭湯巡りしていた休職仲間がいたんですが、その人が突然サウナにハマり始めたのがきっかけです。その人のセレクトする銭湯がサウナ重視になっていって、サウナの素晴らしさについて書かれたホームページのURLがガンガン送られてくるようになり(笑)、だんだん通うようになりました。私はさうな姫さんと違って、最初はサウナのよさがわからなかったんです。でもこの小杉湯に通うようになってから、普通のお風呂と水風呂を行き来する交互浴で水風呂のよさを知って、そこからだんだんサウナのよさもわかるようになったんです。体が慣れて開眼した感じですね。さうな姫さんは、サウナの才能があったんだと思う!」

サウナ女子は夜な夜なサウナ室で女子会を開く

中央線沿線の銭湯サウナに行くことが多いそう

女同士で語り合う場といえばレストランやカフェが定番だが、サウナ好きのお二人は、なんと女子会までもサウナで行ってしまうのだそう。

enya honamiさん
enya honamiさん
「普段は一人でサウナに行くことが多いんですけど、私たちはたまに『サウナデート』をしていて、夕方に集合して、銭湯サウナに一緒に入ったりしています」
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「サウナ室では、ほかに人がいなければずっとしゃべってますね。最初についお風呂で盛り上がりすぎると、この話題はサウナに入ってからにしよう、って移動したり」
enya honamiさん
enya honamiさん
「女子会みたいで楽しいんだよね。でも話すことといえば、8:2で恋バナや人生相談よりもサウナが勝ちます。『あそこのサウナ、男湯は100℃超えてるらしいよ』『いいなー』みたいな(笑)」

そんな言葉からも伺い知れるように、サウナでの過ごし方や環境は、男女で違いがあるのだとか。

女子のサウナ座りはこんな感じ
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「女性はみんな体の下にタオルを敷いてるよね。おばちゃんはいろいろ持ち込んでることがあって、ビート板みたいな板の上にタオルを何枚も重ねている姿をよく見かけます」
enya honamiさん
enya honamiさん
座り方って、男女で違うよね。男の人は脚下ろして、膝に肘をついて手を組んだりするらしいけど、女の人はやらない。『駒の湯』っていう名銭湯があるんですけど、サウナ初心者のとき、そこで『絶対脚は上げなさい』って教わったんです。むくみ対策らしいんですけど。あぐらか長座か、あとは体育座りをしたりします」
こうやって目を合わせず語り合うことも多いとか
男は、こう!

サウナ室の中での過ごし方に性格が表れる

「とにかく一刻も早くサウナに入りたい」というさうな姫(桜餅)さんのお風呂セットは時短重視。反対に、毎日銭湯に通うenya honamiさんは毎回とびきりのお気に入りを持っていくという

サウナ女子ならみんな楽しみ方は同じというわけではない。サウナに持って行くものも違えば、サウナ室の中での過ごし方もまた違うのだ。

さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「私は長くサウナに入れるタイプで、放っておいたら延々といられちゃう。一人でいるときは、サウナ室で考え事をしますね。サウナにいるときだけが、ケータイにも何にも邪魔されず、静かに考え事ができる時間なので
enya honamiさん
enya honamiさん
「私はそれ、できないんです。ゆっくり考え事をしようと思っても、サウナが気持ちよすぎてどっか行っちゃうんですよね。途中から『あー気持ちいー!』って、どうでもよくなっちゃう。いろいろ考えようと思って行っても、失敗することが多い。サウナに行ったらその日は終了ですね」

こうして日々本気でサウナに向き合うお二人、その愛の深さゆえに、サウナ業界に対する提案があるという。

さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
サウナの世界って、男女平等じゃないんですよ。女性のサウナ室の温度は低めで、水風呂もぬるめに設定されてることが多いんですけど、それは誤解なんです」
enya honamiさん
enya honamiさん
「そう! 女性サウナは温度設定がマイルドなことが多くて、同じ施設でも男性は105℃、女性は80℃くらいのところが多いんです。暑めの施設でも96〜98℃くらいかな。でも女性も男性と同じで、サウナ室は暑めで、水風呂は冷たいほうが気持ちいいんですよ。でも、女性のサウナは施設数自体もまだまだ少ないし、選択肢が少ないんですよね」
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「サウナ室の室温は、100℃は超えてほしいよね」

本気のサウナ女子がオススメする、東京近郊女子向けサウナ3選

ここからは、女性が満足できるサウナを求めて日々開発にいそしむお二人に、初心者の女性でもサウナの魅力がわかる施設3つをご紹介いただこう。女子をうならせるポイントは、サウナ室や水風呂だけにとどまらない!

1.「ひだまりの泉 萩の湯」
(鶯谷)

銭湯料金だけでサウナが楽しめる朝湯が魅力

JR鴬谷駅至近、9階建てのビルの1〜4階が「萩の湯」
enya honamiさん
enya honamiさん
「女性がサウナに行こうとすると、サウナ施設は男性専用のものが多いから、必然的に銭湯サウナを使うことが多くなりますよね」
木がほんのり香り清潔感あふれるドライサウナ
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「その中でも、今年5月にリニューアルした鴬谷の『萩の湯』は初心者にオススメですよ。銭湯サウナってたいてい別料金が数百円かかるんですけど、ここはサウナ料金が100円台で断トツに安いし、朝6〜9時ならサウナ料金が無料だから初めての人でもチャレンジしやすい。ドライヤーも他だと数十円かかることが多いけど、ここは無料で使い放題なのも嬉しいです」
ドライサウナのほか、塩サウナも。これだけ揃って朝ならサウナ料金無料というのがスゴイ
ドライヤーは風圧もバッチリ! 綿棒や化粧水も無料で使える
広々とした浴室には、銭湯絵師・田中みずきさんの手による富士の絵が
enya honamiさん
enya honamiさん
「施設がキレイで豪華だし、それに、食堂がすごくいいんですよ。ホテル出身の中華の料理人が作る麻婆豆腐や餃子がおいしいんです。しかもコスパがすごくいい。デートでサウナを利用して、サウナからあがったあとに一緒に食事を楽しむっていう使い方もできます」
日光があふれる光マイクロバブル湯
食堂は入浴しない人も利用できる。「ぜひお気軽に!」と店主の長沼さん

ひだまりの泉  萩の湯

住所:東京都台東区根岸2-13-13
アクセス:
JR鴬谷駅[北口]から徒歩約3分
電話番号:03-3872-7669
営業時間:6:00〜9:00(最終入場8:30)、11:00〜25:00(最終入場24:30)食事処こもれび オーダー受付11:30〜22:00 ※休憩所は営業中なら何時でも利用可
定休日:第3火曜日
入浴料金:大人460円 小学生180円 未就学児80円 サウナ料金 120円(平日) 170円(土日祝)※6:00〜9:00はサウナ無料
※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

2.「アダムアンドイブ」
(六本木)

完全男女別のサウナ専門施設でリラックス

ユニークな外観の「アダムアンドイブ」。男性用の「アダム」と女性用の「イブ」に完全に分かれている
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「私のイチオシは、六本木の『アダムアンドイブ』です!」
苦しくないのに不思議と汗がかけるというサウナ室
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「最初はあまり熱さを感じなくて、一生いられるような感じがするんですけど、5分くらい経つとなぜかどっと汗が出てくる。湿度の微妙な具合なのか、他のサウナにない不思議な感覚なので、ぜひ体験してほしいです!」
玉宝石・黄土・炭・純金を使用した岩盤浴も完備
実家のようにくつろげるロビー。男女が完全に分かれているので女性ものびのび過ごせる
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「ここはロビーも含めて男女の施設が完全に分かれているんですけど、中に入ると浴室と食堂がゆるやかにつながった作りになっています。貸出しのバスローブを羽織って、ちょっと飲み物を飲んでまたサウナに行けたりとか、自分の家以上に家みたいで、すごくくつろげる」
こちらがレンタルされるバスローブ。脚を投げ出して座れるソファ席で雑誌を読みながら、何時間でも過ごせてしまいそう
韓国系のサウナだけあって、韓国料理が充実
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「食べ物もおいしいんですよ。なぜかメニューにないものを勧めてくれたり、店員さんもいい具合にゆるくて過ごしやすいから、つい5時間くらい過ごしちゃったこともあります」

アダムアンドイブ

住所:東京都港区西麻布3-5-5
アクセス:
東京メトロ六本木駅[1番出口]から徒歩約8分
東京メトロ広尾駅[3番出口]から徒歩約9分
電話番号:03-5474-4490(イブ※女性専用) 03-5474-4487(アダム※男性専用)
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
入浴料金:通常入浴料 3990円(7:00〜24:00) 月・火曜日 2940円(休日・祭日を除く) 24:00〜翌7:00 1890円 延長料(1時間)525円 
※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

3. ファンタジーサウナ&スパ「おふろの国」
(鶴見)

お気に入りがきっとある! 激戦区・神奈川県鶴見のサウナをチェック

「男性側だけでなく女性側のサウナと水風呂の質もとても良く、女性サウナー思いの施設」とさうな姫(桜餅)さんも絶賛。写真はお風呂屋さんで働くアイドル「OFR48」のみなさん
enya honamiさん
enya honamiさん
「私はひとつにはなかなか絞れないけど、鶴見の『おふろの国』かな。あれだけ露天風呂が広くて、横になれる椅子があるところはなかなかないんですよ」
高温サウナのほか、アロマサウナや塩サウナもある
露天風呂の脇には寝そべることのできる椅子も用意されている
enya honamiさん
enya honamiさん
「サウナによっては、人力であおいで熱い風を送る『熱波師』っていう職人がいるんですが、おふろの国には女性の熱波師がいるんです。女性サウナでは珍しく、裸のままであおいでもらえるんですよ。女性だと、サウナ室じゃなくて男女共同の岩盤浴で水着を着た状態でしか熱波を受けられないことが多いので、貴重な存在です!」
「熱波女将」が送る熱波に女子もウットリ。10月21日(土)開催の女性向けイベント「高温サウナ女子デー」(申込み受付中)でも熱波女将に会える。女子プロレスラー米山香織さんも熱波師として不定期で登場!
「水風呂がすごく深くて、立った状態で肩くらいまで浸かれるのもいい」とenya honamiさん
enya honamiさん
enya honamiさん
「実は鶴見はサウナの激戦区で、目で見渡せる範囲に3軒もサウナがあるんですよ。関東の中で一番冷たい、温度1ケタの水風呂がある『ユーランド鶴見』もおふろの国と同じくらい好きです!」

ファンタジーサウナ&スパ おふろの国

住所:神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-25-23
アクセス:
JR川崎駅[西口]からバス約9分「新鶴見橋」下車徒歩1分、または「東部病院」下車徒歩2分
JR鶴見駅[西口]からバス約15分「新鶴見橋」下車徒歩1分
電話番号:045-585-4126
営業時間:11:00〜24:00(土日祝お呼びお盆、年末年始等は8:00〜)
定休日:第3月曜日(祝日の場合は営業)
入浴料金:大人700円 子供(小学生以下3歳以上)350円 ※土日祝ほか特別日 大人800円 子供400円
※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

サウナ未体験の女性へのメッセージ

サウナのあとは、やっぱりお酒!
enya honamiさん
enya honamiさん
「サウナってものすごく暑いイメージがあるかもしれないんですけど、意外とそんなことないんです。ホットヨガよりもラクかもしれないくらい」
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「辛そうなイメージから敬遠している人も多いかもしれないけど、一回入ってみてください! それでも抵抗がある人は、入る前に水のシャワーで体を冷やして、水を拭き取ってから入ればラクになりますよ。こうしたほうが、汗もいっぱいかけます」
enya honamiさん
enya honamiさん
「サウナに通うようになってから、肌の調子がよくなってファンデーションいらずになったし、友達とサウナデートに行けば、仲の深まり方も違いますよ!」
さうな姫(桜餅)さん
さうな姫(桜餅)さん
「私も、気になってた肌荒れがなくなったし、enyaさんとはまだ知り合って半年経ってないのに、5、6年一緒にいるような感じがします。Twitterでも、サウナのイベントでも、サウナ好きの女性がどんどん増えているのを感じています。そんな女性が増えれば、いい施設がもっと増えるんじゃないかって、期待しています!」

今回ご紹介したサウナは、女子はもちろん、男性も満足できるものばかり。まずはサウナ女子オススメの3軒から、「サ道」入門の扉を叩いてみては?

取材・文・撮影/増山かおり

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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