群馬名物「上州そば」をひきたて、打ちたて、ゆでたてで満喫する

特集

全国ご当地グルメ(群馬県編)

2016/03/29

群馬名物「上州そば」をひきたて、打ちたて、ゆでたてで満喫する

うどんをはじめとする小麦を使った麺の名産地のイメージが強い群馬だが、実は伝統的な「上州そば」も名高い。山間部の過酷な環境に鍛えられたそばを、長い歴史の中ではぐくまれてきた技法で打つ上州そばの伝統が、今もしっかりと息づいている。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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風土を背景に育ったこれぞ「ご当地そば」

群馬はおいしい麺の生産地として知られているが、小麦粉の麺だけではなく、そばの栽培や食の歴史も長い。「現在でも赤城山麓などの地域では、そばの栽培が盛んに行われており、それが『上州そば』と呼ばれています」と教えてくれたのは、みなかみ町・湯宿温泉郷の入り口に軒を構え「ひきたて・打ちたて・ゆでたて」の三たてそばを50年にわたって提供し続けている「やまいち屋 本店」の店主・原澤勝広さん。

上州そばの特徴は寒暖の差が激しく、暮らすには厳しいがそばづくりには適した風土がはぐくむ豊かで深い風味と強いコシ。乾麺でも味が落ちないことでも知られている。

湯宿温泉郷の入り口に見える大きな看板が目印

そばの味がおいしくなったことには、素材の質の高さ以外にも理由がある。

周囲に海がなく海産物がとれないこと、そして山が多いことから稲作にも適さないという環境から、上州では古くから春に小麦、秋にそばを栽培し、それらを粉にして手を加えることで主食にするだけでなく、冬の保存食としても用いてきた。こうした風土を背景にそばや小麦粉の栽培、それらを使った麺の技法の発達につながり、今にいたったと考えられている。

上州そばといろいろな食材の味の組み合わせが楽しめる「野ぼとけそば」(1490円)

日々石臼でひくそば粉から生まれる風味と強いコシ

「やまいち屋 本店」は、上州そばを堪能できる老舗だ。毎日欠かさず石臼でひくそば粉を使った数あるメニューの中でも、特に初めて訪れる人におすすめなのは、店名にもかかげている「野ぼとけそば」(1490円)だ。

「おそばに合わせての料理やご飯ものもオススメです」と店主の原澤さん

1人前のそばが4つに小分けされており、それぞれにエビ天、やまかけ、大根おろし、山菜煮の、異なる4種類の具がのっている。1人前の注文でいろいろな組み合わせを試しながら食べることができるというわけだ。「そばのほかにも、ご飯ものや御膳などのメニューも充実しています。おそばと合わせてぜひお試しください」と原澤さん。

特に店主自慢の柔らかく揚げた味噌カツは絶品で、そばと一緒に食べたり、酒のつまみにはもってこいの味だろう。

Yahoo!ロコやまいち屋 本店
住所
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉596

地図を見る

電話
0278-64-1321
営業時間
11:00~20:00(LO19:50)
定休日
毎月第2木曜日、毎月第4木曜日
口コミ・写真など

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