埼玉八潮“ヤシオスタン”で極上パキスタンカレーを食いまくれ!

埼玉八潮“ヤシオスタン”で極上パキスタンカレーを食いまくれ!

2017/10/15

移民街グルメの特集となれば、絶対に外せないのが埼玉県八潮市にある「ヤシオスタン」。埼玉県民から見てもイマイチ地味(失礼!)なこのエリアには、パキスタンからやってきた方々が多数定住しており、めちゃめちゃレベルの高いパキスタン料理を楽しむことができるのです。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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カレー師匠との対話〜パキスタン料理ってどんな感じ?

うるさ方のカレーマニア、通称「カレー警察」の皆さんが足繁く通う名店も多いヤシオスタン。適当なことを書いてしまうと大炎上もあり得る!それは絶対に嫌だ!と、いうことで、今回はスパイス商社に勤務する橋本修さんにガイド役をお願いすることにしました。よろしくカレー師匠!

今回のガイド

橋本修さん (はしもとおさむ)

橋本修さん (はしもとおさむ)

カレーライター

ライター吉田
ライター吉田
「パキスタン料理って、つまりカレーですよね?ムスリムの国だし、牛肉と羊肉メインってことになるんでしょうか?」
橋本さん
橋本さん
「あと鶏肉ですね。これ重要なんですが、パキスタンでいう所の「マトン」って羊じゃなくて山羊だったりするんですよ。で、パキスタンって寒い時期があるので、比較的コッテリしたメニューも多いんです。そして基本的に量が多い!」
ライター吉田
ライター吉田
「今回は八潮市役所周辺のお店を3軒紹介する予定なんですが、ウェイトアップしちゃいそうすねえ……」

「抜群にセンスが良い」とカレー師匠もイチ推し〜アルカラム

リニューアルをきっかけに入りやすくなったアルカラム。お店の前でパキスタン人のおじいちゃんが日向ぼっこしていました。癒されるわ〜。

仕事終わりの橋本さんと合流して向かったのが、「神のおかげ」を意味する「アルカラム」。限定スペシャルメニューが多いことで知られ、金曜日は「ハリーム」「ビリヤニ」、土曜日には「ニハリ」、日曜日は「パヤ」、さらに月イチ限定でラムの脳みそを使った「ブレインマサラ」(脳みそカレー)なども楽しむことが出来ます。

店内にはデコトラの写真が。パキスタンでデコトラが流行ってるって知ってました?

今回は、橋本さんのレコメンドに従って、「マトンビリヤニ」と「ニハリ(羊モモ肉の煮込み)」をオーダー。ここでちょっとした事件が発生。

橋本さん
橋本さん
「マトンビリヤニとニハリとロティ」
店員さん
店員さん
「飲み物は?」
橋本さん
橋本さん
「コーラで!(即答)」
ライター吉田
ライター吉田
「え?食通ぶってるくせに(失礼過ぎ!)メシ食うときにコーラとか頼んじゃうタイプっすか?」
橋本さん
橋本さん
「ビックリするでしょ?でもビリヤニとコーラの相性はすごいですよ。それにパキスタンで一番人気の炭酸飲料はダイエット・コーラ(コーラゼロ?)らしくて、パキスタン人の家庭の食卓写真を見ると、必ずと言っていいほどテーブルにコーラのペットボトルが置いてある。ここのレジの横にも、コーラしかない冷蔵庫がありますよ」
ホントだ…
ライター吉田
ライター吉田
「そもそもビリヤニとは、どんな料理なんでしょうか」
橋本さん
橋本さん
「まず一回カレーを作って、米を半炊きにします。で、その米とカレーと後乗せのスパイスを層状に重ね、密閉した鍋で炊き上げるんです。まあビリヤニは類似の料理も含めて、地方によってかなり広義みたいなんですけどね。パキスタンの場合はシンディー・ビリヤニと呼ばれるものが一般的みたいです」
ライター吉田
ライター吉田
「うわ〜調理が超面倒臭そうすね...」
橋本さん
橋本さん
「でしょ?(笑)。実際ちゃんと作ると、すごく時間がかかる料理です。パキスタンのビリヤニは、インドだとハイデラバードという場所のスタイルに近い気がします。米がパラパラで、シナモン、ブラックカルダモン、サフランなどのスパイス、あとはギー(※バターオイル。香りが良い)などを沢山使うイメージ」
「マトンビリヤニ」(1000円)。わかりやすく言っちゃうとパキスタン風混ぜご飯。辛さ控えめで食べやすい味です。奥にあるのはヨーグルトソース「ライタ」

そんなこんなでマトンビリヤニが到着。サフランや各種ホールスパイスの芳醇な香りが鼻腔をくすぐります。ご飯はパラパラとしていて、あんまり辛くありません。シェフのクマールさんによれば、ダム(※特殊なビリヤニ鍋に材料を入れ密封した後、長時間弱火にかけて調理する方法)で炊き上げているのだそうです。使用スパイスについて尋ねると....。

クマールさん
クマールさん
「ちょっと待っててください」

なんと全て公開してくださいました!ちょっとちょっとクマールさん!そんなに簡単にバラしちゃっていいの?

どーんとご開帳。チリ、コリアンダー、ターメリック、クミン、ピンクソルト、シナモン、クローブ、ブラックペッパー、カルダモンってとこでしょうか。「アーメット」のビリヤニマサラは定番
ライター吉田
ライター吉田
「お、コーラが来ました。(ムシャムシャ&ゴクゴク)ヤバい!本当に合いますね。炭酸が口の中をスッキリさせてくれるのは予想してましたが、コーラのスパイシーな香りがビリヤニの風味を引き立ててくれる感じがあります。これは大発見だわ!」
橋本さん
橋本さん
「あ、ライタもかけてみてください。スパイス入りのヨーグルトソースですね。『メシにヨーグルトかあ』なんて言わずに、さあ!爽やかさとコクが増して美味しくなりますよ!」

で、ビリヤニに続いて登場したのが、羊モモ肉の煮込み「ニハリ」。圧力鍋で煮込まれており、なんとスプーンですくえるほどの柔らかさ。

ホロホロに煮込まれたマトンの煮込み「ニハリ」(1000円)。「骨付き肉って男子の憧れだよなあ」と語る橋本氏の目は潤んでいる
スプーンですくった肉を皿の上に乗せると、繊維がほどけて花のよう咲きます。口に運ぶと一気にとろけ、羊の脂とグレービーの魅惑的な旨味が脳を直撃。美味い。美味すぎる!
こいつをロティに挟んで食うと…これまた美味い!!脳から変な物質が分泌されるレベルで美味い!

男二人が「うまいうまい」と滂沱の涙を流しながら、ビリヤニとニハリをむさぼり食っていると、ニヒルな笑顔を浮かべるハンサムなパキスタン人が登場。アルカラムの社長ズルフィカール・アリさんである。

ズルフィカールさんがアルカラムの経営者となったのは6年ほど前。前オーナーのパキスタン帰国をきっかけに、このお店を引き継いだんだそう。ちょっと松平健に似ている

ここで橋本氏が「以前から気になっていた」という内装についての質問を開始。

橋本さん
橋本さん
「壁際のテーブル席って、今はカーテンで仕切られていますが、以前は壁がありましたよね?どうしてなのでしょう?」
ズルフィカさん
ズルフィカさん
「パキスタン人って”家族は他人に見せるものではない”という感覚を持っているんです。それとパキスタン女性って宗教上の決まりで顔を隠してきたのですが、日本では隠してないじゃないですか?つまり彼女たちは視線に慣れてない。だからカーテンを付けてるんです。その方がリラックスして食事が出来ますからね」
話題となったカーテン席。文化の違いを感じますなあ
ライター吉田
ライター吉田
「なるほど!そういう視点なんですねえ。最後に読者へのメッセージをお願いいたします!」
ズルフィカさん
ズルフィカさん
「昔はパキスタン人が多かったけど、もっと日本人が入りやすい店にしたいんです。最近はネット上でも褒めてくださっている日本人の方が結構多くて。ヤフーさんに出ればもっと人気が出るかな?(笑)」

オーナーのズルフィカさんは「料理店なので味が一番大切。でもパキスタン人のコミュニティ・スポットであり続けることも同じくらい大切にしている」と繰り返し語っていた。そんな思いを反映してか、お店にはパキスタンの方がいっぱい。「みんなヒマになると、すぐ店に来ちゃうんですよ。困ったもんです」と語るズルフィカさんは、どこか嬉しそうでもある。料理も含めて、本当のパキスタンの雰囲気を味わいたい方は是非とも足を運んでいただきたい。

 

ヤギがうまい!ビリヤニがうまい!コムアイもオススメ「カラチの空」

オレンジ色のビルも含めてインパクト大な外観

ヤシオスタンの名を一躍全国区に押し上げたのが、2010年創業の「カラチの空」。メディア露出にも積極的なお店なので、名前だけは知っているという方も多いんじゃないでしょうか?

オーナーのザヒッド・ジャベイドさんは、18歳の時に来日。絨毯の販売業、会社員を経て、2005年にパキスタンに帰国。2009年に再来日して、カラチの空のオーナーとなったんだそうです
ライター吉田
ライター吉田
「なんでまた八潮でお店をやろうと思ったんですか?」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「本当は友達の多い神奈川でやろうと思ってたんですが、この店に引っかかっちゃったんです(笑)。最初は大変でしたが、始めて1ヶ月で上手くいき始めました」
ライター吉田
ライター吉田
「パキスタンといっても広いですよね。どのあたりの料理を出しているのでしょう?」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「うちの店はパンジャーブ州の料理を出してます。私自身もパンジャーブ州から少し外れたラホール出身。元々、この店はカラチの人がやっていたため『カラチの空』という店名ですが、私が引き継ぐ際に名前を変えなかったんです。昔の話ですが、この辺りのパキスタン人は、地方同士の仲が良くなくて、コミュニティもバラバラ。僕には『同じ国の人間なんだから仲良くしよう』という思いがあったから『カラチの空』という店の名前は残したんです」
ライター吉田
ライター吉田
「料理へのこだわりを聞かせてください!」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「パキスタンのコックを使ってること。キチンとした素材を使っていることです。例えば、野菜や芋の缶詰やスーパーで買った肉は使いません。やっぱり美味しくて、体に良いものを食べて欲しいから」
「チキンホットサワースープ」(540円)。片栗粉でとろみをつけたチキンとかき玉の中華風スープ。鶏肉もゴロゴロ入ってます
サワースープはチリペースト、醤油、唐辛子入りの酢で味に変化をつけてもOK

さてパンチの効いた料理が多い「カラチの空」で異彩を放つ「チキンホットサワースープ」ですが、実はパキスタンの高級レストランでは定番メニュー。フレッシュな鶏を使っているため、良いダシが出てます。かすかに感じる爽やかな後味はセロリによるものでしょうか。

「マトンコルマ」(972円)には、もっとも味の良い10キロ前後のヤギ肉を使用。ザヒッドさん曰く「ヤギが好きな沖縄のお客さんも納得の味」とのこと

続いてやって来たのが、ザヒッドさんオススメの「マトンコルマ」。柔らかく煮込まれたヤギ肉がとにかく美味い!ヤギの脂ってこんなにも奥深い味なのか!と感動してしまいました。マジでオススメです。

ライター吉田
ライター吉田
「ヒツジとヤギの肉って、どう使い分けているのでしょうか?」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「バーベキュー(タンドール)料理にはヒツジを使っています。ヒツジは窯で焼くと柔らかく出来るんですが、ヤギは堅くなってしまうので。あとは『ビリヤニ』にもヒツジを使うことが多いです。煮込み料理にはヤギ。『マトンコルマ』にも「ニハリ」(もも肉の煮込み)にも味の良い骨付きのヤギを使っています」
すね肉の煮込み「パヤ」にも骨付きヤギ肉を使用。「これがまた濃厚で美味いんですよ」と橋本氏

この時点で既に散々食っているのだが、ザヒッドさんの「足りないでしょ?もっと食べたら」とのお言葉に甘えて、「マトンビリヤニ」と日本でも一部熱狂的なマニアが存在するらしいデザート「ファルーダ」をオーダー。調子に乗りすぎ感は否めない。

「マトンビリヤニ」(1000円)。以前は金曜限定だったが、あまりの人気にレギュラーメニューとなった
ビリヤニにはヨーグルトソース「ライタ」、そしてコーラ。これはもうルールってことでヨロシク
ライター吉田
ライター吉田
「これまた美味いなあ。香りも素晴らしい。パラパラしてるから、あんまり噛まなくても喉を通っていっちゃいますね。ダイエット中の人には危険かもしれません(笑)」
橋本さん
橋本さん
「ところがビリヤニに使われてる長粒米って、日本米より糖質が圧倒的に少ないんで、下手したら倍くらい食えるんですよ。ここのビリヤニも結構な量じゃないですか?ところが見た目ほどお腹にもたまらないし。意外と食えちゃったりするんですよ」
極彩色のパフェ「ファルーダ」(600円)。ベースとなっているのはバニラアイスで、その上からローズシロップがかかる。黒いツブツブはスイートバジルシード

実は、今回の取材で橋本氏がもっとも(?)興味を示していたのが、この「ファルーダ」。アイスクリームの上にコーン麺を載せた不思議なデザート。しばらく放置すると麺がアイスクリームの冷気でシャーベット状になり、これまた美味い。

ザヒッドさん
ザヒッドさん
「味の方はどうですか?」
ライター吉田
ライター吉田
「マジで全部美味いっす!感動っす!これだけ美味しいと取材も多いんじゃないですか?」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「多いですね。でも基本的には、メディアとか広告よりも口コミとリピーターを大事にしてます。それが続いていけば、お店は上手くいく。最近はコムアイさん(水曜日のカンパネラ)も良く来てくれるんです。彼女も店の評判を広めてくれてますね。ありがとう、コムアイさん
橋本さん
橋本さん
「彼女は『カラチの空のビリヤニが世界で一番好きな食べ物』って言ってましたね」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「ちゃんと作ってますから。たいていのお店は、肉と米を一緒に入れて作っちゃうけど、うちは別々に作った後に一緒にしてる。やっぱり味が違ってくるんです」
ライター吉田
ライター吉田
「最後に読者にメッセージをいただけますでしょう!」
ザヒッドさん
ザヒッドさん
「うちは他のパキスタン料理の店と比べても量が多いです。満足して欲しいですからね。もちろん食べきれなかったら、ちゃんとパッキングして持ち帰っていただくことも出来ます。出来れば団体で来て、色々オーダーしてシェアして食べると良いかもしれません。ご来店をお待ちしています!」
 

カラチの空

住所:八潮市中央1-7-11 三木ビル
電話番号:048-933-9888
営業時間:11:30~23:30(L.O23:00)
定休日:無休

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

日本人向けにパキスタン料理をアレンジした老舗「シャージ」

なかなか年季の入った店構え。創業は1996年創業とのことです

八潮中央公園の北西方向、八潮中学の西隣にあるのが老舗パキスタン料理店「シャージ」本店。ラグジュアリーな内装と、辛いものが苦手な日本人に配慮した味付けがセールスポイントなのだそう。メニューから察するに、ベーシックなパキスタン料理は一通り揃えつつ、インド〜ネパール寄りのテイストを推しているっぽいです。

オーナーのラザ・シャーさん。日本でビジネスを成功させているだけあって、めちゃめちゃ日本語がうまい。そして母国パキスタンに引くほどデカい自宅(ほぼ城)を持っている。人生の勝者である。あやかりたい

オーナーのラザさんは、パンジャブ州サルゴダの出身。ビジネスのために20代で来日し、30代で起業。現在はレストランだけでなく、食材の輸入や卸売をする会社なども経営しており、「シャージ」にも品揃え豊富なハラルフードのお店が併設されています。

併設のハラル屋さんには巨大な冷蔵庫が多数ならぶ。パキスタン料理に欠かせないラムやマトンはもちろん、日本では珍しめな魚も販売中。橋本さんによれば、中国でいう「草魚」みたいな淡水魚が多いらしい
インド〜パキスタン料理には欠かせないミックスマサラも豊富に取り揃えている。お土産に買って帰りたい
ライター吉田
ライター吉田
「八潮市に住んでみていかがですか? 」
ラザさん
ラザさん
「今は発展しましたが、昔は田んぼしかなかった(笑)。でも住み始めた当時から企業は沢山あったので、商売はやりやすかったですね。ちなみにこの物件は買ったもので、今は二階に住んでるんです。つまり私は現役の八潮市民なのです!」

そんな「シャージ」で、最初にいただいたのが、「タンドリーチャンプ」。スパイス、ヨーグルトで味付けしたラム肉を香ばしく焼き上げた料理です。肉質は柔らかく、噛んだ瞬間に溢れ出す肉汁は、骨つき肉らしい旨味が楽しめます。

「タンドリーチャンプ」(950円)。普段は3本なんだそうですが、値段を考えればそれでもコスパ高し。こちらで1.5人前くらい?味付けは濃いめ
ミントフレイバーのヨーグルトソースで食べるとさらにウマし。コッテリした肉や穀類を爽やかなソースで食べるのもパキスタン料理の特徴かも

続いていただいたのが羊肉とジャガイモのカレー「アルゴーシュト」。パキスタンでは日常的に親しまれている家庭料理で、10種類以上のスパイスを使っているとのこと。パキスタン料理にはボリューミーなメニューが多いが、こちらはホクホクのジャガイモが入ってることもあってか、少量でドスンとお腹にたまる。

「アルゴーシュト」(1250円)。非常に柔らかく煮込まれた羊肉とホクホクのジャガイモがウマし。辛さはひかえめですね。なおカレーにはナン(もしくはロティ)とライスがつきます。こちらで0.5人前
セットに含まれる「ロティ」は皮付きの麦で作ったパン。ナンに比べるとさっぱりしていて、麦の風味が味わえるのが特徴でしょうか。ラザさん曰く「ナンも美味しいけど、栄養のあるロティを食べてみてほしい」とのこと
シャージのみなさん。オーナーのラザさん(中央)も腕の良いシェフと太鼓判を押すラナさんは既に10年選手のベテラン
ラザさん
ラザさん
「来ていただいたお客さんには、絶!対!に!満足してもらいたい!と思ってます。良い素材、良いコックを使ってるので、味の分かる方な楽しんでもらえるはずです!」

オーナーであるラザさんへのインタビューは、食事をしながら行ったのだが、とにかくおもてなし精神が強烈&ダイレクト。「タンドリーチャンプ」などは食べるごとに「あたため直してきます」とのセリフとともに追加されていった。ラザさんだって商売で店をやっているわけだから、全てのお客さんにこんな出血大サービスをしているわけではないだろう。しかし、その心意気は、全てのお客に発揮されるはずだ。料理は総じて食べやすく、内装も日本向けにローカライズされているため、カレーに明るくない人もリラックスして食事が楽しめそうな「シャージ」。ご家族連れの方にもオススメだ。

 

シャージ・パキスタンインドレストラン 八潮店

住所:埼玉県八潮市中央1-21-3
電話番号:048-998-5398
営業時間 :
月~金
11:00~15:00
17:00~22:30
土日
11:00~22:00(終日営業)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

〈まとめ〉カレーを食って多様性を学ぶ

ライター吉田
ライター吉田
「今回はご協力ありがとうございました。普段はあまり縁のないパキスタンの皆さんですが、実際に話してみると色んな発見がありますね。あとコミュニケーション能力が鍛えられたのも良かった。取材の中で日本語と英語のちゃんぽんが加速して、二人ともルー大柴さんみたいになってましたよね(笑)」
橋本さん
橋本さん
「単語レベルでも英語に置き換えると伝わりやすくなるんですよ」
ライター吉田
ライター吉田
「一生懸命伝えようとすれば伝わるもんですよねえ。ホント勉強になりました」
橋本さん
橋本さん
「彼らも、こちらが真剣に聞けば、知らないことを前提に説明してくれますし、仮にこっちが知ってれば喜んでくれる」
ライター吉田
ライター吉田
「それは日本人も同じですもんね。自分たちの文化について、外国人の皆さんが知っていてくれたら、やっぱり嬉しい。実際に足を運んで、そこにいる人たちコミュニケーションを取ってみることで、新しい”何か”が見えてくる、と」

繰り返しになってしまいますが、今回の取材で実感したのは、やっぱりネットの情報とか外部から見た印象で、外国人コミュニティの全てを分かった気になるのはマズいなってこと。東京オリンピックによる建設ラッシュや少子化なんかも手伝って、日本を訪れる外国人は、ますます増えていくはずです。時には摩擦が起きる事もあるでしょう。でも、そんな時には一緒に美味しいご飯でも食べて、仲良くやる方法を考えてみようじゃないか、と。月並みですが、そんなことを考えながら家路に着きました。


なお橋本さんは現在ファッション&カルチャーメディア「Masterd(マスタード)」にて、カレーライターとしても活動しています。興味がある方は是非ともチェックを〜。

取材・文・撮影/吉田大
取材協力/橋本修

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