埼玉の“ワラビスタン”に行ってわかった、クルド料理の魅力

特集

移民の街で本場グルメを味わう!

2017/10/15

埼玉の“ワラビスタン”に行ってわかった、クルド料理の魅力

埼玉県の蕨市周辺に「ワラビスタン」と呼ばれるエリアがある事をご存知でしょうか。蕨、川口、東川口にまたがるこの場所には、なんと2000人以上のクルド人が暮らしています。今回は、このワラビスタンを取り巻く美味しいスポットをご紹介。謎の多い(?)クルドの食に迫ります!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

さて、いきなりですが皆さんは「クルド」に、どんなイメージを持っているでしょうか。少数民族に見られがちなクルド人ですが、その総人口はなんと2800万。はっきり言って全然「少数」なんかじゃない!にもかかわらず、日本在住のクルド人についての情報は全然少なくて、とりわけ人柄みたいな部分が全然伝わって来ないんですよ。だったら埼玉県民のライター吉田が直接出向いて交流しちゃおう!というのが今回の趣旨。「絶対仲良くなってやるぞ〜」と意気込んだものの、一体どこから取材すればいいものやら…。

今回、取材する人

吉田大

吉田大

ライター

若手クルド人が手がける
ニューウェーブなケバブ屋「ハッピーケバブ」

ライター吉田
ライター吉田
「”食ってるものを見れば、その人が分かる”というのが私の持論。とりあえず〈蕨 クルド料理〉でネット検索するとヒットしたのが、駅から徒歩5分ほどの場所に店を構える『ハッピーケバブ』というお店です。とりあえず向かっちゃいましょう!」
という事で蕨にやって来ました。駅前には昭和の残り香を感じる飲食店が軒を連ねるなど、中々暮らしやすそうな町です。新宿駅からだと30分弱で着きます

蕨駅東口を出て10分弱歩くと、ハッピーケバブが見えてきます。近所に住んでいるであろう普通のおじさんがケバブサンドをテイクアウトしていたりと、すっかり地域に溶け込んでますね。

見た感じは、ちょっとオシャレなファストフードショップといったところ。配色がピザ屋っぽい

さて「ケバブ」といえばトルコ料理ですが、そもそもクルド人は「クルディスタン」と呼ばれる、イラン、イラク、シリア、トルコにまたがる広大な地域をルーツとしてます。そしてハッピーケバブを経営するタシさんはクルド系トルコ人なのです。なるほど、だからケバブなわけですね。

エントランスに敷かれたマットにはお店のロゴマークが。実はクルドの民族旗をモチーフにしているんだそうです

ちなみにオーナーであるタシさんが来日したのは、遡る事14年前。都内のケバブ店で働いた後に、2014年7月にハッピーケバブをオープンしたんだそうです。ちゃんと修行してるだけあって、味へのこだわりは人一倍。毎年大久保公園で開催されている日本最大級のケバブの頂上決戦『KEBA-1』においても、高い評価を獲得し続けています。

真顔&デカい声でダジャレを言い続ける名物シェフのヤホさん。ハッピーケバブが繁盛してるのは、彼の尋常じゃないコミュ力によるところも大きそう。ちなみに奥さんは日本人
ヤホさん
ヤホさん
「お兄さん!ケバブは甘口?辛口?ここはワラビの東口!」

来店した客に、ご機嫌なダジャレを3つ4つブチかますのを生きがいとしている名物シェフのヤホさんは本人曰く「100パーセントのクルド人」。大のサッカー好きで、なんとお子さんのお名前は「ツバサ」くん。そう、トルコではアニメ『キャプテン翼』が大人気なんである。

ヤホさんの個人的好みが思い切り反映された店内には、あの稲本潤一選手が所属していたトルコリーグのチーム「ガラタサライ」のユニフォームがディスプレイされている
ヤホさん
ヤホさん
「次男が生まれたらワカバヤシって名前にするよ!」
ライター吉田
ライター吉田
「ワカバヤシは名字ですよ…」

※「ワカバヤシ」こと若林源三は『キャプテン翼』に登場するキャラクター。ポジションはゴールキーパー。

「しかしガリクソン(元読売ジャイアンツ投手)も息子を”クワタ”と命名していたし、まあアリなのかもなあ…」なんて、どうでも良い事を考えながら、「ケバブプレート」とヨーグルトのスープ「ジャジュク」をオーダー。

ケバブプレート(900円)はオーナーもオススメの逸品

ケバブ屋ではピタパンに羊肉を挟んだ「ケバブサンド」を注文しがちですが、お店で食べるなら「ケバブプレート」がオススメ。なぜならば!炙り焼きする事で余分な脂を落としつつ肉の旨みを引き出した羊肉、香ばしく炊き上げられたショートパスタ入りのバターライス、「羊飼いのサラダ」を意味する「チョバンサラダ」がいっぺんに楽しめるからです。ケバブって街角で忙しなく食うイメージがありますけど、座ってゆっくり食っても、しみじみ美味くて良いもんですよ。

ジャジュク(700円)。甘くないヨーグルトにキュウリなどの野菜が入った冷たいスープ。がっつりニンニクが効いてます

続いてやってきたのが冷製のヨーグルトスープ「ジャジュク」。コクがあって、なおかつ後味がスッキリしているので、脂っこい肉料理との相性が抜群です。ボリューミーなので、何人かでシェアしても良いかもしれません。ちなみに下の方にニンニクが溜まってたりするので、食べる前にちゃんと混ぜるべし。味が全然変わってきます。

お店のモットーは「ハッピーケバブを食べれば必ずハッピーになれる!」との事。確かにメシは美味いし、居心地は良い。ヤホさんのダジャレ含めて、かなりホンワカした気分にしてくれるハートフルなお店です。ファミレスとかカフェとかラーメン屋くらいの感覚で、気楽に普段使いして欲しいですね。ちなみにプロ野球シーズン中には、神宮球場にフードトラックでの販売も行っているとのこと。お近くの方は足を運んでみては?

 
Yahoo!ロコハッピーケバブ
住所
埼玉県川口市芝新町15-8

地図を見る

アクセス
蕨駅[東口]から徒歩約7分
西川口駅[東口]から徒歩約25分
戸田(埼玉県)駅[東口]から徒歩約37分
営業時間
月~日 10:30~23:00
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

クルド料理の食材の宝庫 
ワラビスタンの胃袋を支える「デニズマーケット」

ハッピーケバブのタシさんが「クルドの食について知りたければ」と紹介してくださったのが、一般社団法人日本クルド文化協会。こちらでは月に1〜2回のペースで、文化の振興や日本人との交流を目的に料理教室を開催しているのだそう。ちなみにこの料理教室は「美味しいクルドの家庭料理作れるようになる」と評判を集めてるんですが、今回は残念ながらスケジュールの都合で取材する事が出来ませんでした。興味がある方は、記事最下部にある 日本クルド文化協会のFacebookページをチェックしてみてくださいね。

さて、そんな「クルド料理教室」の食材を供給しているのが、クルド人たちが好む食材や雑貨などを幅広く扱うお店「デニズマーケット」。

「デニズマーケット」の前に立つ創業者のデニズさん。オーナー業は弟さんに任背、現在は食材の卸売りを担当

創業者のデニズさんは、来日して既に25年。なんとサラリーマンでもあり、伊勢丹新宿店にて絨毯の販売をしているのだそう。ちょっとお話を伺ってみましょう。

ライター吉田
ライター吉田
「どうしてクルドの食材を扱うお店を始めたのでしょうか?」
デニズさん
デニズさん
「2年前にスイスに行ったんですよ。そうしたら街にクルド人のお店が沢山あるんですね。それこそ100メートル圏内に何件も。ところが日本にはクルドの食べ物を扱うお店が全然なくて、皆(在日クルド人)が困っている。何か出来ないかなって思ったんです」
ライター吉田
ライター吉田
「じゃあお金のためというよりは、コミュニティのために始めた感じなんですね」
デニズさん
デニズさん
「そうです。もちろんお金も大事ですけどね(笑)」
ライター吉田
ライター吉田
「ところでクルドの人たちって、どの辺りに住んでるのでしょうか?世間じゃ”ワラビスタン”なんて呼ばれてますが、実際は川口に住んでいる人の方が多いなんて話も聞きます」
デニズさん
デニズさん
「割と広い範囲に散らばっているんですよ。エリアで言えば、蕨、川口、東川口。半径5キロ以内という感じ**ですね」
ライター吉田
ライター吉田
「で、こちらに買い物に来てる、と。具体的には、どのようなものを扱っているんでしょうか?」
デニズさん
デニズさん
「主食とか生鮮食品もありますが、クルド料理に欠かせない調味料なども揃えています。例えば『クエン酸』なんかは必需品なんです」
ホントだ!ハーブやスパイスの棚にクエン酸が並んでます。しかも結構良い位置に
ライター吉田
ライター吉田
「へえ!日本でいう味の素みたいなもんなんすかね。面白いっす。しかしスパイスとかオリーブの実が充実してますねえ」
オリーブの実も品揃え豊富。日本のスーパーだと種類が少ないんですよね
デニズさん
デニズさん
「クルド人はオリーブの実が好きなんですよ。売れてますね。あとこのトマトペーストも、クルド料理には欠かせないです」
ライター吉田
ライター吉田
「『サルチャ』ってやつですよね。日本でいう味噌みたいな存在だと聞いた事があります」
単なるトマトペーストというよりは濃縮トマトみたいなものらしい
ライター吉田
ライター吉田
「珍しい食材も多そうだし、日本のお客さんも多いんじゃないですか?」
デニズさん
デニズさん
「まあまあという感じですね。酒のおつまみにピスタチオを買いに来る方なんかもいらっしゃいます」

次に紹介してもらったのはクスクスの材料になる「デュラム小麦」。そんなに珍しいものではないが、日本だとあまり売っていないとデニズさん。1袋で1キロ。大人数の家族だと3~4食分くらいだという。

左奥がデュラム小麦、右三つはショートパスタ。トルコだけじゃなく地中海沿岸では非常にポピュラーな食材
ライター吉田
ライター吉田
「あ!このショートパスタはハッピーケバブのバターライスに入ってましたよ!」
ハッピーケバブのバターライス。茶色いツブツブがショートパスタ
デニズさん
デニズさん
「ザクロのソースなんかも欠かせない食材ですよ。甘さはなくて、とても酸っぱい。サラダにかけたりします」
ざくろのソース。クルド人は酸っぱいもの好きっぽい
ライター吉田
ライター吉田
「ところで仕入先というのはトルコ?」
デニズさん
デニズさん
「ほぼ全部トルコですね。実は今は一番商品が少ない時期です(申し訳なさそうに)。11月の後半には船便が着く予定なので、その頃には一気に商品が増えると思います。トルココーヒーやピスタチオのコーヒーなんかも沢山あるんですよ。変わったところではこの辺り。左側はヨーロッパから取り寄せたニベアのデオドラントですが、右のやつは実は脱毛スティックなんです(笑)。女性はもちろん男性も使ってたりします。隠れた人気商品ですね」(店内のお母さん方からも笑い声が上がる)
レジの前にはデオドラント系の商品も
ライター吉田
ライター吉田
「雑貨も扱ってるんですねえ。冷蔵庫にはチャパティとかナンとか。お!羊肉もあるんですねえ」
羊を食い慣れてる人たちが扱うラムはうまいっすよ〜。ムスリムの方が食べるチキンで作ったソーセージなんかもありました
ピーマンの干物。茹でて柔らかくした後に、ご飯と肉を詰めて焼くんだそう。他に茄子の干物も。クルド人は野菜が好きなんである
デニズさん
デニズさん
「日本人の皆さんにはスパイスを楽しんで欲しいですね。インドのスパイスが有名ですがトルコのスパイスも美味しいですよ。ケバブ屋さんにも『一回これを使ったら、他のは使えない』って言われます。とにかく安全性にこだわって輸入してますから、安心してお買い物してください!」
取材当日、来店されていた常連客の皆さん。単に買い物をするだけでなく、故郷を感じる場でもあるんでしょうね
Yahoo!ロコデニズマーケット
住所
埼玉県川口市前川4-40-1

地図を見る

アクセス
蕨駅[東口]から徒歩約31分
西川口駅[東口]から徒歩約34分
鳩ケ谷駅[出口3]から徒歩約35分
電話
048-423-7579
営業時間
8時00分~21時00分
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

ついに日本初のクルド料理専門店「メソポタミア」へ

続いてやってきたのは、日本初のクルド料理店がオープンしたという東京都北区十条。え、東京? 「全然、埼玉じゃないし、蕨じゃないし、ワラビスタンじゃない」とか言わないでください。私たち埼玉県民は日本人であろうとクルド人であろうと、東京に働きに出るものなのです!

ぶっちゃけあまり降りる機会はないが、埼京線を利用する埼玉県民には馴染み深い駅である
あれ?改札を出た瞬間、「クルド家庭料理」と書かれた看板が…
改札を出て駆け寄ってみると、どーん。道順を示す看板かと思いきや、そこは目的地。なんと駅からダッシュで5秒。いくら何でも近すぎるだろ!

こちら、2017年8月6日オープンしたばかりの日本初のクルド料理専門店「メソポタミア」。お店の方によれば、一口に「クルド料理」と言っても、例えばイラクのクルド料理とトルコのクルド料理だと結構違うんだとか。トルコ地方に関していえば、野菜ならトマトやナス、肉類ではヤギやヒツジやウサギなどを使った料理が多いとの事。ブドウの葉っぱを使ったサラダなんかも有名らしいです。

お店の中はこんな感じ。窓が大きいため店内は明るくて開放感があります。めちゃめちゃ駅近ですが、不思議と電車の音は気にならないですね

ということで、早速クルド料理にトライしたいのですが、何を食べたらいいのかさっぱりわからない。そこで今回は、埼玉県内で建設関係の会社を経営するかたわら、メソポタミアの運営にも関わっているケマルさんにナビゲートをお願いしたいと思います。

今回ナビゲーター役を務めてくれたクルド人のケマルさん。クルドの民族衣装に身を包み。クルドの旗の前でパチリ。どうでも良いがクルド人はイケメンが多い気がする
ライター吉田
ライター吉田
「お店の方は順調みたいですね。どんなお客さんが多いですか?」
ケマルさん
ケマルさん
「平日はサラリーマンの方が多いですね。週末は若い方が大人数でシーシャ(水タバコ)を楽しんでらっしゃいますよ。変わったところでは、それこそ中東系のジャーナリストの方々もいらっしゃいます」
店内のいたるところに立派なシーシャが置かれてました。17時以降から楽しめるそうで、価格は1台1200円から
ライター吉田
ライター吉田
「今日はベタなクルド料理を食べたいなって思うんですが。どの辺りを頼めばいいんでしょうか」
ケマルさん
ケマルさん
「人気があるのは オクラとひき肉のトマト煮 ですね。あとは茄子にひき肉を詰めたものとか。オススメは色んな料理が食べられる『メソポタミアセット』です。ちなみにセットに入っているものは、全て単品で頼めます」
メソポタミアセット(1200円)とオクラととひき肉のトマト煮(300円)

そんなこんなで、まずは「メソポタミアセット」からいただきましょう。「ひき肉団子のブルグル包み揚げ」「タワ(野菜の煮込み)」「ピクルス」「シェヘリエピラフ」に大麦入りの「ヨーグルトスープ」という布陣。

ジャガイモとビーフとピーマンと玉ねぎを煮込んだ「タワ(野菜の煮込み)は、スパイシーですが、そんなには辛くない。「オクラととひき肉のトマト煮」もそうなんですが、味付けに使われてるサルチャ(濃縮トマトペースト)を醤油に変えたら、まんま日本の家庭料理っすね。

「シェヘリエピラフ」は、塩気はあまりないんですがコク深い味わい。「シェヘリエ」というコメ状のパスタを油で炒めた後に白米に混ぜ込んでいるそうです。香ばしくて美味しいっす。

地味に驚かされたのが「ピクルス」です。なんとコチラ、酢を使ってないそうなんですね。乳酸発酵の味わいが奥深く、塩気もあって、かなり糠漬けに近い。シェフの家にある「ピクルスの素」を使って浸けているそうなんで、おそらく家ごとに味が違ったりするんでしょうねえ。

見た目があまりに稲荷寿司っぽいんで割ってみました

メインの「ひき肉団子のブルグル包み揚げ」はクルド風メンチカツといったところ。やや厚め皮には湯通しした挽き割りの小麦「ブルグル」を使っているので、サクサクとした食感の中にクリスピーな歯ごたえが。生地の感じはカレーパンに近いかもしれません。具はひき肉、玉ねぎ、ピーマン、くるみなど。多少スパイスは利いてますが、かなり日本の家庭料理に近い味です。

ライター吉田
ライター吉田
「それほどスパイスが効いてない、クセがなくて、毎日食べられる味です。かなり日本っぽい味わいなんですが、伝統的な日本料理というよりは、本当に昭和の食卓の味って感じでした。すごく懐かしい感じがしました」
ケマルさん
ケマルさん
「無難なものばかりじゃなく、ヒツジの心臓や腎臓のケバブ、予約していただければうさぎの丸焼きなんかもお出しできますよ(笑)。そうそう。この『ケレビス』っていうお菓子もオススメなんです。大ぶりのクルド風クッキーで、甘さは控えめですが、中には甘くしたクルミが入ってます。家によって入れるナッツは違うんです」
ケレビス&チャイセット(450円)
ライター吉田
ライター吉田
「これまた素朴な味だなあ。チャイとよく合いますね」
ケマルさん
ケマルさん
「クルディスタンのチャイはミルクが入らないストレートタイプなんです。大量のお湯を沸かして、お湯を綺麗にした後に、火を止めてからお茶を入れて出していきます」
ライター吉田
ライター吉田
「香りが良いし、味もしっかりしてるんだけど、煮出してないから苦味はない。っていうかクルドの人たちって、料理もそうなんですが本当にさっぱりしたものが好きなんですね。塩分と油控えめで、あんまりコッテリしてないというか」
ケマルさん
ケマルさん
「クルド人って万事控え目なんですよ。胡椒もあまり使わない。基本的に唐辛子と塩で味付けをします」
ライター吉田
ライター吉田
「かなりイメージを覆されました。お店の雰囲気がいいので特別な時に来ても良いんですが、構えず食べに来られるお店ですね。かなり食に保守的な人でも、スンナリ食べられるんじゃないかなあ。最後に読者へのメッセージを」
ケマルさん
ケマルさん
「日本人の皆さんにクルド人の生活や家庭料理の味を知って欲しいと思ってお店を始めました。普通のお店では食べられないクルド伝統の家庭料理の味が楽しめます。メソポタミアは、クルド人のための場所であり、日本人のための場所でもあり、その二つが交流する場所でもあります。是非いらっしゃってください!」
デニズさんのお店で品切れ中だったピスタチオのコーヒーも体験する事が出来ました。すり潰してペーストした豆をお湯で伸ばしてる感じですね。めちゃめちゃ濃厚でココアっぽかったです
Yahoo!ロコメソポタミア
住所
東京都北区上十条1-11-8

地図を見る

アクセス
十条(東京都)駅[南口]から徒歩約0分
東十条駅[南口]から徒歩約9分
新板橋駅[A1]から徒歩約17分
電話
03-5948-8649
営業時間
11:00~23:00
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

今回取材したワラビスタンの皆さんの中で、こうつぶやいた方がいらっしゃいました。

「私たちの仲間の難民は、何を食べるのか、どうやって生きていくのか、どうやって病院に行くのかとか、誰にも考えてもらえない。日本はすごく素晴らしい場所だけど、もっと難民のことを知ってもらいたいと思うことがあります」

明るくて、朗らかで、ユーモアに溢れるクルドの皆さん。でも、その笑顔の裏側には、深い悲しみや苦しみがあることを知りました。この記事をきっかけに、なんとなくでも彼らの実情に関心を持っていただければ幸いです。

取材・文・撮影/吉田大

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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