大自然のパノラマビュー! 近畿のダイナミックな紅葉温泉3選

特集

覚えておきたい! 紅葉が美しい日本の温泉

2017/10/12

大自然のパノラマビュー! 近畿のダイナミックな紅葉温泉3選

渓谷や湖の近く、世界遺産の山の中など、自然の中にある温泉が多い近畿。その中でも、絶景のビュースポットにある温泉をピックアップ!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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渓谷から世界遺産まで! 近畿のグッドビューな露天風呂

四季の移り変わりを肌で感じられる「露天風呂」は、お風呂を楽しむだけでなく、季節の風景も満喫できる日本が世界に誇る文化だ。渓谷の中にある温泉、湖のほとりにある露天風呂、世界遺産に認定されたエリアにある温泉など、雄大なロケーションが楽しめる近畿の紅葉温泉を紹介!

摂津峡 花の里温泉 山水館の露天風呂

-近畿で行きたい紅葉温泉-

1.青蓮寺レークホテル(三重県・名張市)
2.湯元 宝の家(奈良県・吉野郡)
3.摂津峡 花の里温泉 山水館(大阪府・高槻市)


1.青蓮寺レークホテル(三重県・名張市)

広大な湖を臨む、ロケーション抜群の温泉

\ここが絶景!/

香落渓(こおちだに)の入り口にある温泉。露天風呂から見える湖の奥には弁天(べんてん)橋が見える
露天風呂(写真左奥)のほか、つぼ湯(写真右手前)が女湯に2個、男湯は1個設置されている。女湯、男湯ともに青蓮寺湖の紅葉が見られる

四方を深い山々で囲まれた青蓮寺(しょうれんじ)湖を望む露天風呂。赤や黄色に彩られた広葉樹と、青々としたスギやヒノキが織りなすマーブル模様のような景観が広がる。自然あふれる雄大な湖の眺望はまさに絶景! また、露天風呂には、信楽焼陶製(しがらきやきとうせい)つぼ湯があり、貸切風呂に入っているような贅沢な気分を味わえる。

支配人の森田正孝さん
支配人の森田正孝さん
「当館の温泉はpH値が9.5とアルカリ度が高く、皮膚の角質を柔らかくしてくれます。しっとりとした肌に導いてくれる美人の湯です」
大きな窓ガラス越しに、美しい景色が楽しめる大浴場

温泉付き昼食プランも

温泉と一緒に楽しみたいのが、同館自慢の料理。食事付きの日帰り温泉プランも用意され、牛すき焼きがメインになった「華ご膳(温泉入浴付き)」3180円や、名物の名張牛汁(なばりぎゅうじる)が付いた「名張牛汁ご膳(温泉入浴付き)」2670円(1日20食限定)などがラインアップ。

一番人気の「華ご膳(温泉ご入浴付き)」3180円
支配人の森田正孝さん
支配人の森田正孝さん
「昼食の利用は予約制で、前日の15:00まで受付けています。絶景の露天風呂と絶品のお料理を堪能してくださいね」
子供/510円 ※紅葉の見ごろは気候や天候などにより異なる

青蓮寺レークホテル

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

\立ち寄りスポット/

森のレストラン アーチ (三重県・名張市)

野菜から鶏肉まで! 地元食材にこだわるレストラン

\おすすめ1/

「お得なアーチセット」1630円はメインをピザかパスタから選べる。前菜の「タマネギの石窯焼き」(写真左下)以外は日替わりに

\おすすめ2/

大宇陀地鶏(おおうだじどり)を使った「大宇陀地鶏の石窯焼き」1580円。柔らかくプリプリした食感が特徴の地鶏は旨味も濃い

青蓮寺湖のほとりにある、大きなログハウスの創作イタリア料理店。石窯焼きのピザやパスタなど、バリエーション豊富なメニューが味わえる。こだわりの食材は、タマネギやダイコンなどの野菜から、シメジやシイタケのキノコ類、さらに鶏肉まで地元で収穫されたものをメインに使っている。また、山添村片平地区発祥のカブで、根っこが赤いことから「片平あかね」と呼ばれている大和野菜を取り入れたメニューも並ぶ。

オーナーの玖村(くむら)健史さん
オーナーの玖村健史さん
オーナーの玖村健史さん
「名張市はもちろんですが、奈良県で叔父や叔母が農家をしているので、そこからも野菜を仕入れています。大和野菜の片平あかねというカブを使ったパスタなどもオススメです」
お店からは、紅葉した山々が望める
雰囲気抜群のログハウス。「青蓮寺レークホテル」からは車で約20分の場所にある
看板ヤギのモモコ(雌・写真左)とピーター(雄・同右)が「いらっしゃいまメェ~」とお出迎え

「ジャンルにとらわれない料理を提供しています」と話すオーナーが作る料理は、いずれもオリジナリティあふれるものばかり。中でも、石窯で焼いたピザは「秋鮭とキノコのミソピザ」(1230円)や「下仁田ネギとアンチョビのピザ」(1230円)など、和のテイストをプラスしたメニューが並ぶ。山々の素晴らしいロケーションを眺めながら、野菜をたっぷり使った料理を楽しもう。

オーナーの玖村健史さん
オーナーの玖村健史さん
「新鮮な野菜は味がしっかりしているので、素材の味を活かした調理方法を心掛けています」

森のレストラン アーチ

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


2.湯元 宝の家(奈良県・吉野郡)

世界遺産の中にある温泉で、サクラの紅葉を眺める

\ここが絶景!/

吉野山を染め上げる紅葉は、夕焼けのようなオレンジ色のグラデーションが素晴らしい

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)や金峯山寺(きんぷせんじ)などの寺社仏閣を含む、山全体が世界遺産に登録されている吉野山。四季折々の景観が楽しめる観光地としても知られており、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れる。

吉野山の中千本公園内にある温泉宿「湯元 宝の家(ほうのや)」の露天風呂からは、淡いオレンジ色に紅葉した千本桜を一望できる。一目で1000本のサクラが見渡せると言われる吉野山の紅葉は、まさに息をのむ美しさだ。「サクラは春のイメージがありますが、秋にも見事な紅葉を見せてくれます。山々に広がるサクラは、吉野山ならではの景色です」(支配人の森下圭太郎さん)。

お風呂と一緒にいかが?

アマゴの甘露煮や塩焼きなどをメインに、地元食材を使った季節料理が味わえる
貸切の個室で、贅沢な時間を過ごそう ※日によって大広間になる場合あり

サクラの紅葉をより堪能したいという人には、「ご昼食温泉プラン」1名/6580円(受付は2人~、要予約)がオススメ。窓一面に吉野山が見える個室で、地元で捕れたアマゴや旬の野菜を使った和食が味わえる。「吉野の旬の食材を盛り込んだお料理とともに、サクラの紅葉を堪能してくださいね」(支配人の森下圭太郎さん)。

※日帰り入浴は14:30~19:00、不定休なので要確認。紅葉の見ごろは気候や天候などにより異なる

湯元 宝の家

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

\立ち寄りスポット/

ちゃつぼ 芳魂庵 (ほうこんあん)(奈良県・吉野郡)

吉野産の本葛を使った、作り立てのくずきりが絶品!

(写真左上から時計周りに)「くず花」700円(抹茶つき)、「くずきり」900円(番茶つき)、「くず湯」650円

吉野山の本葛を使った、和菓子が味わえるお茶屋さん。注文ごとに作る「くずきり」は、モチッとした食感がクセになる一品。また作り立てを味わえる「くず湯」は、ほんのり甘く温かいので、これからの季節にぴったり。毎朝手作りする「くず花」はプルプルとろけるようなくずに、吉野産の小豆で炊いた自家製の餡子が入っている。

店主の坂口 彰さん「『くずきり』は、召し上がったお客さんから『今まで食べていたくずきりとは全然違いますね!』と評判です」
店主の坂口 彰さん
店主の坂口 彰さん
「本葛はもちろん、小豆やきな粉などの材料は吉野産を使用しています。本葛のお菓子は作り置きができないので、毎朝丁寧に手作りしています」
テラス席からは吉野山が!
木造建築の建物に畳が敷かれた、懐かしい雰囲気の店内。「湯元 宝の家」からは徒歩3分で行ける

店には吉野山を望むテラス席があり、天気が良い日には紅葉を見ながらお茶を楽しめる。作り立ての「くずきり」や「くず花」を味わいながら、ほっこりとした時間を過ごしてみては?

店主の坂口 彰さん
店主の坂口 彰さん
「ゆったりと休憩できる、座敷席もあります。ぜひ、吉野山の散策途中に立ち寄ってくださいね」

ちゃつぼ 芳魂庵

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


3. 摂津峡 花の里温泉 山水館(大阪府・高槻市)

モミジのトンネルがフォトジェニック! 渓谷と一体になれる露天風呂

\ここが絶景!/

清流のBGMを聞きながら入る野趣あふれる露天風呂はリラックス効果抜群
施設入り口に続くモミジのトンネルは見事!

サクラや紅葉の名所として知られる、摂津峡(せっつきょう)沿いにある温泉。山に自生する木や奇岩をそのまま使った露天風呂からは、摂津峡を眼下に見下ろすことができ、まるで渓谷と一体になっているような感覚になれる。紅葉の時期には、植樹されているモミジの紅葉と清流の流れを一緒に眺められ、秋の訪れを感じられると評判。見どころは、施設入り口にある約50mもあるモミジのトンネル。燃えるように色付いた木々が、来館者を楽しませてくれる。

(左から)スタッフの桜井さん、粟飯原(あいはら)さん、山岡さん、中島さん
スタッフの粟飯原さん
スタッフの粟飯原さん
「当館では、2種類の自家源泉を楽しんでいただけます。露天風呂に入っている温泉は、重曹の含有量が850mg/kg以上もある通称『美人湯』。保温性に優れ、お肌がツルツルになりますよ」

ここもオススメ

スタッフの粟飯原さん
スタッフの粟飯原さん
摂津峡の真ん中に位置している当館。渓谷を散策したあとに、温泉で汗を流す方も多いですよ」

摂津峡

高槻市の芥川(あくたがわ)上流に位置する景勝地

もみじ谷

秋風に揺れるモミジは見ているだけで癒される

温泉に入る前に訪れたいのが摂津峡。約4kmにわたって夫婦岩や八畳岩などの奇岩、断崖、滝などが続く渓谷で、散策するにはぴったり。中でも、摂津峡公園内にある「もみじ谷」は、名前の通りモミジの木が多く植えられており、赤く染まった葉に優しく包まれるような感覚が味わえる。

※0才~小学生まで/800円。紅葉は気温状況によって12月上旬からになる場合あり。紅葉の見ごろは気候や天候などにより異なる

摂津峡 花の里温泉 山水館

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

\立ち寄りスポット/

神峯山寺(かぶさんじ)(大阪府・高槻市)

約300本の紅葉が見事! 歴史あるモミジ寺

山門へと続く道には約300本の紅葉した木々が植えられている
真っ赤に染まったモミジ

日本で最初の毘沙門天安置の霊場で、1300年以上の歴史を持つお寺。境内にある20種類・約300本の紅葉を見物しに、毎年約6000人もの観光客が訪れる。11月23日(木・祝)には、ご本尊の兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)の年に一度のご開帳と、曼荼羅法要(まんだらほうよう)を行う「秋の大祭2017」を開催。今年からは初の試みとして、護摩祈願の見学や僧侶による境内の案内、当日限定のご朱印の授与なども行われる。※要事前申込、参加費/1人5000円

神峯山寺 執事長の宮本乗照(みやもと じょうしょう)さん「『神峯山寺』は木の種類が多く、それぞれ色付く期間が異なるので、長い間紅葉が楽しめますよ」
神峯山寺 執事長の宮本乗照さん
神峯山寺 執事長の宮本乗照さん
「紅葉は、11月初旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。約200m続く山門から本堂までの紅葉は、見ごたえあります」
神峯山寺オリジナルの「おみくじ」。全部で32通りある(写真左)。「おみくじ」に書いてある内容を僧侶さんが読み上げ、その意味などを教えてくれる

神峯山寺に訪問した際に必ず試したいのが「おみくじ」(300円)。なんと、「おみくじ」に書いてあることを僧侶さんが一人ずつ解説してくれるのだ。訪れる人の中には、これを目当てに来る人も多いのだそう。

神峯山寺 執事長の宮本乗照さん
神峯山寺 執事長の宮本乗照さん
「『おみくじ』は江戸時代から伝わる版木で刷られています。内容が漢文で書かれているので、僧侶が解説をしているんですよ。これは、神峯山寺に『おみくじ』が生まれてから、ずっと続いています」

神峯山寺
※11月11日(土)~30日(木)までは、入山の際に環境保全費がかかります(大人/300円、子供/100円)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

渓谷と一体になれる露天風呂、湖を一望できる温泉、世界遺産の中にある温泉まで、近畿の温泉は自然との距離が近いスポットがたくさん! また、モミジやサクラなど各地域で紅葉している木の種類が違うのもおもしろい。この季節ならではの景色を温泉から眺めてみては?

取材メモ/近畿の温泉は、自然と一体となって入れるスポットが多くてびっくり! 中でも、奈良県の「湯元 宝の家」の露天風呂は「手を伸ばせばサクラに触れるんじゃない!?」と目を疑うほどの絶景でした。

取材・文=和田麻里(エンターバンク)

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