無印良品の究極のベーシックライン「MUJI Labo」とは

特集

ユニクロ・無印良品・しまむらで楽しむ秋冬コーデ術

2017/10/18

無印良品の究極のベーシックライン「MUJI Labo」とは

無印良品で展開されている『MUJI Labo』を知っているだろうか? ベーシックなウェアを展開する無印良品にあって、さらにベーシックを突き詰めて普遍的なウェアへと昇華した隠れた人気コレクションだ。そんな『MUJI Labo』を徹底解剖!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

通常の無印良品との違いを聞いてきた!

今年、大幅なリニューアルをしたことでファッション業界からの注目度が増した『MUJI Labo』。しかし取り扱い店舗が限られるため、その全貌はベールに包まれたまま。通常の無印良品商品との違いは? 『MUJI Labo』を展開する狙いは? その謎に迫る!

\この人に聞いた!/

無印良品を展開する良品計画の衣服・雑貨部 山内良介さん。今回紹介する『MUJI Labo』の商品企画も担当している

MUJI Labo徹底解剖!

1.MUJI Laboとは?
2.選ぶわずらわしさがない!?
3.10月・11月発売の推しアイテムを使ったコーディネート

1.MUJI Laboとは?

MUJI Laboはレギュラー商品化に向けて実験的に展開されている

--いつからスタートしたのですか?

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
2006年からスタートして、外部のディレクターを迎えてリニューアルしたのが2012年。そして2017年の春夏シーズンから紳士・婦人別々のディレクターを迎えて大幅にリニューアルして展開しています」

--MUJI Laboを展開する狙いを教えてください

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「ラボと名が付いているように、次の無印商品のレギュラー商品になるものを開発・実験することがテーマです。反応がよかったものは翌シーズン以降にレギュラー商品として販売していきます。2017年の春夏に登場したMUJI Labo商品で、2018年春夏にレギュラー商品化が決まったものもあります」

--まさに実験ですね! 通常のアパレル商品との大きな違いはなんですか?

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「通常の商品と同様にベーシックであることに変わりはありませんが、次のベーシックへの発展を目指したラインナップになっています。レギュラー商品では出せなかった服種や、時代性をとらえたシルエットサイズ感、紳士・婦人の区別のないジェンダレスな製品などを展開しています。そういった新しい切り口で作ったウェアを実験的にリリースしているのがMUJI Laboです」

--どこで購入できるのですか?

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「国内に約400店舗あるなかで、取り扱いは27店舗だけです。MUJI新宿や有楽町店など大型店で販売しています。海外は19店舗で、だいたい1ヵ国に1店舗くらいの取り扱いになります」

2.選ぶわずらわしさがない!?

型数は少ないもののインナーからアウターまで展開がある
パンツや靴、アンダーウェアも一式揃う

--そのほかMUJI Laboの特徴を教えてください

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
半年でコーディネートが完成するところでしょうか。MUJI Laboは毎月新作が登場します。季節ごとではなく1ヶ月に1着買っていけば、半年でワードローブが揃うようになっているのが特徴です。そんなにたくさん服はいらないという考えのもと、1ヶ月に3〜5型発売とかなり少ない商品構成になっています」

--じゃあMUJI Laboだけ買っておけばいいということですか!?

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「MUJI Laboのアイテム同士はコーディネートできるようになっています。服種も限られているので迷うことなく組み合わせられると思いますよ。毎月発売される商品を買っていけば、自然に合うようには作っているので。もちろんシンプルなアイテムなので無印良品のレギュラー商品とも相性はいいです」
MUJI Laboはバッグもラインナップ。写真のリップルナイロントートバッグ(5900円)のほか、建築用資材やレジャーシートに使われるポリエチレン製のトートバッグも発売されている

3.10月・11月発売の推しアイテムを使ったコーディネート

--今季のおすすめアイテムはなんですか?

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「う〜ん、全部おすすめなんですが(笑)、強いて挙げるなら今季はミラノリブクルーネックセーターでしょうか。とても着やすく、暑くなりすぎず、カットソーにも見えるセーターなので新しい着方ができると思います。合成繊維100%のイージーケア製品のため、朝起きてシワを気にせずそのまま着て出かけられます

--MUJI Laboのコーディネートのコツを教えてください

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「MUJI Labo同士は相性がいいので、あまり考えなくても組み合わせることができますよ。今季の商品は大きめシルエットが特徴なので、レギュラーラインとは違うフィット感やシルエットを楽しんでもらいたいですね」

実際に「MUJI Labo」を使ったMEN・WOMENのコーディネートを紹介!

【MEN1】ダウン着用でも軽快な印象に

MUJI新宿スタッフ・三宅聖さん/身長181cm

■軽量フレンチダウンポケッタブルノーカラーコート(1万2900円/Lサイズ)
11月発売のダウンコート。メンズでは初のコートタイプの軽量ポケッタブルダウンで、キルティングの縫い目が表に出ないように仕立てている。コートのインナーとしても活躍する。

無印良品・山内良介さんの推しアイテム

■ミラノリブクルーネックセーター(6990円/Mサイズ)
合成繊維100%でシワがつきにくいハイゲージのセーター。目が詰まっているが、合成繊維のため非常に軽い作りになっている。

春夏に発売されたシューズのレザー版

■撥水チノパンツ(7990円/Mサイズ)
ポリエステル100%のため光沢とハリがある。シワになりにくいイージーケアで、はっ水性を備えており汚れにも強い。

■ノンシューレースレザースニーカー(6990円)
シュータンに伸縮性のある素材を使ったスリッポン。春夏にキャンバス版が発売されており、秋冬はレザーモデルとなって登場。今回のコーディネート撮影で男性が履いているのはすべてこのシューズ。


【WOMEN1】丈短ニット+ワイドパンツが好相性

MUJI新宿スタッフ・佐藤藍さん/身長155cm

■ウール混メルトンジャージダッフルコート(2万3900円/Mサイズ)
本来メルトンは重厚だが、織物ではなくカットソー素材で仕立てているため、伸縮性があって軽い着心地が楽しめる。トグルボタンも一番上だけにして極力シンプルに作られている。

■ウール混サテンワイドパンツ(9990円/Sサイズ)
シルエットと着心地にこだわったワイドパンツ。レギュラーラインにもワイドパンツはあるが、ウエストが高めのフルレングスのワイドパンツはほとんど発売していないという。

クロップド丈に仕上げたケーブルニット

■アルパカコットンリリヤーンクルーネックセーター(9990円/Sサイズ)
ハイウエストのワイドパンツにも合わせやすいよう、丈を短めに設計してあるのが特徴。見た目のボリュームはあるが軽くて着やすい。


【MEN2】シンプルでスタンダードなチェスターコートに注目

MUJI新宿スタッフ・三宅聖さん/身長181cm
コートは端が切りっぱなしになっているのが特徴

■レーヨン混ボンディングコート(1万9900円/Lサイズ)
メンズのチェスターコートは、生地の端を切りっぱなしにして軽い印象に仕上げている。ポリウレタン素材を内側に貼ってあるため、ハリのあるしっかりした作りになっているのも魅力。

■ミラノリブタートルネックセーター(7990円/Lサイズ)
ミラノリブというハイゲージ編みで仕立てたニット。【MEN1】で着用していたセーターのタートルネックモデル。

デニムパンツは男女共通の1型

■ジャパンファブリックストレッチデニムテーパード(6990円/29インチ)
デニムパンツは年齢・性別問わず様々な着こなしができるジェンダレス製品。カタチは男女共通で11サイズ展開されており、ジャストサイズでも大きめでもキマる注目アイテム。


【WOMEN2】コートを組み合わせた冬スタイル

MUJI新宿スタッフ・佐藤藍さん/身長155cm

■撥水チェスターコート(1万7900円/Mサイズ)
はっ水素材を使った大きめシルエットのチェスターコート。中綿コートと組み合わせて着られるため、冬の主役として活躍する。

■アルパカコットンリリヤーンクルーネックセーター(9990円/Sサイズ)
【WOMEN1】で着用したセーターの色違い。4色展開。

チェスターコートの下に合わせた中綿コート

■軽量ナイロン中綿コート(1万6900円/Mサイズ)
これ1枚でもインナーしても使えるキルティングコート。薄くて軽量だが、蓄熱性の高い中綿を使用しているため防寒性が高い。

■ウール混サテンワイドパンツ(9990円/Sサイズ)
【WOMEN1】で着用したパンツの色違い。こちらはブラック。

■撥水起毛ポインテッドトゥシューズ(2990円)
無印良品のレギュラー商品。【WOMEN1】で着用したシューズの色違い。


【MEN3】防寒性の高いシンプルコーデ

MUJI新宿スタッフ・三宅聖さん/身長181cm

■軽量フレンチダウンポケッタブルノーカラープルオーバー(8990円)
【MEN1】で着用したコートと同じ、軽くて暖かい軽量フレンチダウンシリーズ。今回初めてプルオーバータイプが登場。11月発売。

■綿混ハイネックTシャツ(3990円/Mサイズ)
コットンとポリエステルを混紡した素材を使用。さらっとした肌触りとしっかりとしたハリのある生地感が魅力。

■撥水チノパンツ(7990円/Mサイズ)
【MEN1】で着用したチノパンの色違い。こちらはカーキベージュ。

肩にファスナーが付いているので着やすい

【WOMEN3】チュニックが主役のクリーンな着こなし

MUJI新宿スタッフ・佐藤藍さん/身長155cm

■強縮ウール混チュニック(1万1900円/Mサイズ)
目が詰まったしっかりとした作りのチュニック。フロントに特徴的なスリットを入れることで、パンツと合わせやすくしている。シンプルだがレギュラー商品にはない新しいカタチが魅力。11月発売。

■綿ツイルシャツ(7990円/Lサイズ)
シルエットにこだわったシンプルな白シャツ。長めのカフスと前後差のついた着丈が特徴。

フロントの切れ込みが特徴
デニムパンツは3色展開

■ジャパンファブリックストレッチデニムテーパード(6990円/27インチ)
【MEN2】で着用していたデニムパンツと同じ商品。デニムパンツは男女共通1型・11サイズ展開。カラーは加工の違いによる3色をラインナップしている。

【さいごに】無印良品・山内良介さんからひとこと

無印良品・山内良介さん
無印良品・山内良介さん
「MUJI Laboの商品は、いつもの無印良品とは違う新しい服種・新しい着こなしを体験できると思います。ファッションに興味のある方はもちろん、いつも無印良品に来ていただいている方々にも、ぜひ一度着てみてもらいたいですね!」

『MUJI Labo』はベーシックを追求する無印良品の新たな試み。ファッション性が高いうえに、組み合わせるだけで自然とコーディネートが完成する優れモノ。ちなみにMUJI Laboがリニューアルした今年から、オンラインストアの訪問者数は男性比率が急上昇したという。やっぱり服を選ぶわずらわしさがないのは大きな魅力なのだ。『MUJI Labo』があればもう何もいらない!?

\取材したのはココ!/

無印良品のさまざまな商品を4フロアで展開。メンズファッション、ウィメンズファッションフロアに『MUJI Labo』コーナーを設けている
Yahoo!ロコMUJI新宿店
住所
東京都新宿区新宿3-15-15

地図を見る

アクセス
新宿三丁目駅[B7]から徒歩約1分
新宿(東京メトロ)駅[B10(東側)]から徒歩約2分
新宿駅[マイシティ側地上3]から徒歩約4分
電話
03-5367-2710
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/『MUJI Labo』はベーシックなファッションが好きな人に最適。もともと無印良品のウェアを愛用している人は(僕のこと)、着こなしに幅ができるのでうれしいですね。ファッションセンスに自信がない人でも(僕のこと)、あまり考えずに組み合わせるだけでサマになるから、これからは『MUJI Labo』ばかり買ってしまいそうです。

取材・文=津田昌宏、写真=比留間保裕

この記事を書いたライター情報

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