心地よい風もご馳走。風を感じる天草の特等席

心地よい風もご馳走。風を感じる天草の特等席

2018/09/10

美味しい食事に、お洒落な空間……。それに加えて、心地よい風を感じる事が出来たら、どんなに素敵か! ここでは、そんな特等席がある熊本県・天草のお店をご紹介。季節の変わり目の心地よい風を感じていたら、日々の疲れも吹き飛んでいくはず。

月刊タウン情報クマモト

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café Free
[上天草市大矢野町]

「海が見える場所で“フリー”な時間を過ごしほしい」。ここは、有明海を見下ろす大矢野岳の頂上に位置するカフェ「フリー」だ。眼下には野釜島、遠くに天草松島を望むロケーションの良さは、訪れる人を魅了してやまない。特等席は、もちろんテラス席。腰をかけると、海に浮かぶ島々が点在している絶景が広がり、海の青と空の青、島々の深い緑、行き交う船……。変わらないようで、刻一刻と変化する景色から目が離せなくなる。

入口からも絶景がお出迎え♪
テーブルは3つ。9席のみのテラス目当てに来るお客さんも多く、先客が帰ったら席の移動も可能。冷え込む季節には、ブランケットを持参したい。
行き交う船が穏やかな景色を演出

この景色に惚れ込み、「静かな場所でカフェをしたい」「海を見ながらコーヒーが飲みたい」という夢を叶えた松山さん。「テラス席で、本を読みながらぼーっとしているお客様を見ると、いいな〜って。私もぼーっとしたい♪って(笑)」。自身も、この景色を見ながら働けるようにキッチンを設計した点からも、惚れ込み具合がうかがえる。

「とにかく、大人がのんびりゆっくり出来る場所にしたいんです」という思いからか、静かに過ごす一人客が多いという。おすすめの時期は、冬場の日が傾き始めた頃。11月は野釜島に夕陽が沈むそう。17時までの営業なので、ギリギリ、そんな季節の絶景にも出会えるというわけ。陽が傾き始めた景色の変化は、ますます目が離せないはずだ。

一人で出来る分だけ……
丁寧にお客さんと向き合う

普段はキッチンもフロアも、すべて一人でこなす松山さん。「美味しいコーヒーを飲んでほしい」と、お気に入りの熟成豆を東京から仕入れ、手間を惜しまず、オーダーの度に豆を挽くことから始める。その味わいは深く、香りと相まって、次第に癒されていく自分に気づくはず。「私が食いしん坊だから……」と、メニューはボリューム多めなのも魅力。

タコライスセット”900円。スープとコーヒー付き。トマトとチリソースがピリッと辛く、たっぷりの新鮮野菜のシャキシャキ食感もポイント。写真の季節のスープは、タマネギのポタージュ

メニューに並ぶのは、スープやサラダまで付いて800円〜。その理由は、ご主人が庭で無農薬野菜を作っているから。ご夫婦の愛情がメニューに生きているというわけだ。ビーフシチューや焼きカレー、デザートも手作り。「食いしん坊」な松山さんが食べたいメニューは、どれも愛情がたっぷり詰まっている。

「一人で出来る分だけ」という松山さんのスタンスが、お店の居心地の良さのよいエッセンスになっているのは間違いないだろう。

食感がクセになるマフィンは450円。ドリンク付きで750円
冬場は、窓側のカウンター席が特等席に
「ゆっくりフリーな時間を過ごしてください」オーナー・松山由里枝さん

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創刊から37年、熊本県民の皆さんに“タンクマ”の愛称で親しまれ続けている『タウン情報クマモト』。グルメ、温泉、観光、人、音楽、ファッション、アートなど、熊本の“旬”を満載。毎月27日発売。360円。

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