わざわざ出掛けたい!熊本の人気店『KINON cafe』

2017/12/07

わざわざ出掛けたい!熊本の人気店『KINON cafe』

ひとつの目的地のために、車を走らせるのは、正直……という人も多い中、このコーナーで紹介するお店は、みんなが“わざわざ”出掛ける人気店ばかり。一体何を求めて、人々は出掛けるのか? あなたの目で確かめてみて!

月刊タウン情報クマモト

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非日常の世界に誘われる 古民家と現代アートの融合

目的になる『KINON』のアート作品

昔話に登場するような茅葺屋根。暖かな灯りを追いかけるように入口の扉を押せば、そこには古の日本とモダンアートが交錯する不思議な空間が広がっている。過ごすほどに心が澄んでいくギャラリーカフェで、アーティスティックな休日を。

築250余年の古民家で営まれる『KINON cafe & arts produced by KOZUMA』は、国内外で活躍する和水町在住の彫刻家・上妻利弘さんと娘の野乃花さんがプロデュースするギャラリーカフェ。『肥後民家村』内の日本家屋を改装した店内では、歴史を経た建物と熊本の木を削って生まれるモダンアートが融合し、ホッと心落ち着く空間を生み出している。展示専用のスペースとして生まれ変わった座敷、巨大な一枚板を使ったテーブルなど、細部までアーティストの息遣いを感じる店内は、まるで小さな美術館だ。

『肥後民家村』南門から入ってすぐ。茅葺屋根が目印だ

また、野乃花さんが担当するカフェでは、飾らない普段着のおもてなしに思わず時間を忘れてしまいそう。噛みしめるほどに味わい深い玄米スコーンやパウンドケーキといったスイーツをはじめ、旬の野菜たっぷりのランチも楽しめる。広島のコーヒー専門店『カフェバグ』の豆で淹れたコーヒーや自家製の果実ジュースなど、上妻家で愛飲しているドリンクも美味。提供されるのは、作り手の気持ちがこもった逸品ばかりだ。

手頃なサイズ感ながら食べ応えのある“玄米スコーンセット”450円

不定期ではあるが、上妻さん自身が指導するナイフカービングや、ヨガなど多彩なワークショップも開催している同店。毎月第4日曜に開催している“小さなマルシェ”では、地元産のハチミツや果物、卵といった農産物、パンや焼き菓子、上妻さんの代名詞でもあり国内外で高い評価を受けるバターナイフなど、さまざまなアイテムが並び、遠方からも多くのファンが足を運んでいる。「気軽に作品を見て、触れていただける空間です。ぜひ遊びにいらしてくださいね」と語る上妻さん。その活動の広がりとともに、同店の魅力はますます増していくに違いない。

『KINON』のアート作品

何気なく添えられた木彫りのバターナイフを手に取り、洗練されたフォルムに新鮮な驚きを覚える。随所に造形美がちりばめられたこの店に存在を許されているのは、オーナーである彫刻家が自ら手がけた作品や、その感性に見出された特別なモノだけだ。香ばしいコーヒーを啜って周囲をぐるりと見渡せば、飴色の柱にしっくりと馴染む、多彩な作品たちが鎮座する。そこには、アートと生活が限りなく近づく非日常の空間が広がっていた。

世界的に評価の高いバターナイフ“TETARD”は3240円
「お休みやイベント情報はFacebookやInstagramで!」オーナーの上妻さん

KINON cafe & arts produced by KOZUMA(キノン)

住所:玉名郡和水町江田302(肥後民家村内)
電話:0968-57-8025
営業時間:11:30~17:00(オーダーストップ16:00)※ランチは12:00〜14:00
定休日:月・火曜(祝日は営業、翌平日休み)、不定休
備考: 
・玄米スコーンランチセット……1350円
・コーヒー……500円
・自家製果実ジュース……650円

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

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創刊から37年、熊本県民の皆さんに“タンクマ”の愛称で親しまれ続けるている『タウン情報クマモト』。グルメ、温泉、観光、人、音楽、ファッション、アートなど、熊本の“旬”を満載。毎月27日発売。360円。

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