天草郡苓北町・穏やかな海にどこまでも広がる真っ白な海岸

天草郡苓北町・穏やかな海にどこまでも広がる真っ白な海岸

2018/09/17

世は「絶景ブーム」。熊本にも「自慢したい絶景」がたくさんあるって、ご存知ですか? 誰もが知る絶景から、ちょっと目線を変えて出会える絶景まで、12の絶景をお楽しみください。

月刊タウン情報クマモト

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異国情緒ただよう藍色×白亜の世界
[苓北]白岩崎
Shiroiwasaki

海に浮かぶ島々からなる天草の中でも、コバルトブルーに輝く海の美しさに定評がある白岩崎。どこまでも広がる真っ白な海岸は異国のリゾート地を思わせ、散策するだけで心が満たされた自分に気づくはず。

コバルトブルーに映える白のコントラスト。
洛陽時はオレンジに染まり感動的な美しさ!

まるで印象派の風景画。
光にあふれた幸福の世界へ

「春の海 ひねもすのたり のたりかな」。与謝蕪村が歌った一句が思わず浮かぶような、穏やかな海に囲まれた富岡半島。町側から半島へ目をやると、その付け根の一角に純白に光る海岸が飛び込んで来る。一体ここは――?

コントラストが美しい、白岩崎

環境省認定『快水浴場百選』にも選定されている『富岡海水浴場』からしばらく歩くと、足元には小さな白岩がゴロゴロと転がり、海辺には白い巨岩が行く手を阻むように立ち塞がる。その間から見え隠れするコバルトブルーの海とのコントラストが鮮烈。太陽に照らされると、海も浜もまばゆいほどに輝き出し、一瞬、どこか異国に迷い込んだような錯覚に陥る。白い石の正体が何かというと、天草の特産でもある“天草陶石”だとか。

富岡半島は、砂が運ばれ島と本土がひと繋ぎになって生まれた半島。半島の一端から鳥のくちばしのように伸びた砂嘴(さし)からなる巴崎は、別名「小天橋」とも言われ、海岸線には県指定天然記念物のハマジンチョウの群生地があり、1〜3月にかけて可憐な花を咲かせる。この珍しい地形を見渡せるのが、島の中央に立つ『富岡城』だ。白壁に囲まれた城に立ち、かすかに聞こえる波音に耳を傾けていると、ふと無心になっていることに気づくはずだ。帰り道、遊歩道を歩いていると斜面にいくつもの赤い鳥居が連なる光景に出会う。かつて、島の人たちが競い合うように奉納したという『富岡稲荷神社』の鳥居だ。木漏れ日の中、富岡城の守り神として静かに佇む姿は私たちの無事と幸福を見守ってくれているようだ。

心を洗い流した後は、海を臨む絶景の湯で汗をさっぱり洗い流すのがおすすめ。さらに、母なる海が育んだ天草の幸を握りでいただくと、今日一日が素敵な思い出として彩られることだろう。

[天草郡苓北町]
白岩崎(しろいわさき)
Tel.0969-35-1111(苓北町役場・商工観光課)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

海沿いのドライブと共に楽しんで
苓北の広域MAP

お立ち寄りSPOT

苓北町温泉センター
麟泉の湯(りんせんのゆ)
[天草郡苓北町]

天草灘の絶景を望む
180度のパノラマにため息

大浴場から千々岩灘や天草灘の眺めを楽しめる

苓北町を見下ろす高台にあり、内湯から見える雄大な景色はため息ものだ。温泉の種類も豊富で、浮き風呂や気泡風呂、サウナや家族湯を備え、泉質は「アルカリ単純泉」。ぬるりとした柔らかな肌触りで、湯上がりはツルツルたまご肌に。一風変わった“温泉自動販売機”も設置してあり、自宅に持ち帰り温泉気分を楽しめるのも面白い。

豪快、安い、美味しい!
3拍子揃った天草膳に舌鼓

握りに使う塩は天草通詞島の天日塩、シャリは熊本の砥用米をマイナスイオンたっぷりの水で炊き上げるこだわりが光る。しかも「地元の人を相手に商売を考えていた」と言うだけあり、かなりリーズナブルな価格設定が嬉しい。3〜5月、7〜9月はウニが旬を迎え、同店の看板メニューである“うに丼”がお目見えするので注目だ。

“海の幸にぎり定食”1296円
広々とした座敷があり、平日も大賑わい
国道324号沿い。看板が目印

この記事を書いたライター情報

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