埼玉人のソウルフード、星野源も通った「るーぱん」に行ってきた

特集

独自路線をひた走る!ご当地チェーンがおもしろい

2017/11/30

埼玉人のソウルフード、星野源も通った「るーぱん」に行ってきた

埼玉のご当地レストラン「ピザ&パスタ るーぱん」。その一番人気メニューは埼玉県民食とも言われ、何やらユニークな食べ方をするとか。一番人気メニューの楽しみ方から、一番人気メニューの影に泣くメニューまで「るーぱん」の魅力を徹底レポート!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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埼玉県民の青春の1ページを飾る「るーぱん」をあなたは知ってる?

蕨西口店の入り口前にはメニューのサンプルがずらり。このレトロさも味がある

現在、埼玉県内に8店舗展開する「ピザ&パスタ るーぱん」。埼玉出身者から熱狂的な支持を集める1974年創業の老舗レストランだ。ライフマガジン編集部にいる埼玉出身の編集Mも「学生時代も今も通いまくっている」「るーぱんを知らずして埼玉は語れない」と力説。聞けば、あの埼玉出身の人気アーティスト・星野源さんも学生時代に足繁く通ったというではないか。

今回取材したのは蕨西口店。某テレビ番組で星野源さんが通った店として紹介されたことから、最近はファンが“聖地巡礼”で訪れることもあるとか

しかも「るーぱんのパスタは3度おいしい」らしい…。一体どういうことなのか? その意味を探るべく「るーぱん 蕨西口店」に向かった!

お店に直撃!「るーぱん」の楽しみ方

「るーぱん」の魅力を余すことなく味わいたい! そこで自身も高校時代からるーぱんユーザーだったという、筋金入りのるーぱにすと、蕨西口店店長代理の神山拓也さんに案内をお願いした。

蕨西口店店長代理の神山拓也さん。笑顔がとってもステキ

ーー今日はよろしくお願いします! ところでお店の名前が不思議ですね。何か由来があるんですか?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
店名の由来をよく聞かれるのですが、それがまさに狙いなんです。創業の1974年当時、今ほどイタリア料理はポピュラーではなかったので、このお店ってなんだろう? と興味を持ってもらうため先代の社長が命名しました」
店名がひらながなのは、創業当時、漢字の店名のレストランが多かったので差別化を図ったのだそう。「ん」から飛び出たキャラクターとあいまった“ゆるさ”がたまらない

ーーなるほど! では、お店に入らせていただきます。さてどの席に座ろうかな……。

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「ちょっと待ってください。席につく前に、こちらの注文カウンターでご注文をどうぞ

ーーえっ、いきなり注文なんですか!?

お店に入って3歩。ここで料理を注文するところから「るーぱん」での時間がスタートする

ーーむむ、メニュー数がすごく多いですね。

メニュー数が多すぎて、壁に貼られたメニュー表が折れ曲がっている!
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「はい(にっこり)。毎日でも食べに来てほしいという思いからメニュー数が増え続け、現在約100種類のメニューをご用意しています。これでも減らしたところで、昔は倍の約200種類もあったんですよ」

ーーすごい! せっかくなので、お店の一番人気メニューをお願いします!

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「そうしましたら、パスタのボンゴレ(赤)ですね。“ボンゴレ赤入りま〜す”」
注文はマイクを通して厨房へ。このオーダーシステムがるーぱん流。追加注文の際も席をたって注文カウンターに行こう

ーーのっけから独特ですね。なぜこのシステムなんでしょうか?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
チェーン展開を目指すために、オーダーを取りに行くスタイルではなく、先会計のシステムを採用することで生産性を高めたんです」

ーー工夫の一つなんですね。では、今度こそ席につきますね。

ログハウス風の店内はノスタルジックな雰囲気。細かく席が分かれているので、おひとりさまでもゆっくりくつろげる

トマト味の濃さでヤミツキになる人、続出のボンゴレ(赤)が登場!

一番人気のあさりの旨味がおいしい「ボンゴレ(赤)」(500円・税別)。 “赤”とはトマトソースのこと。塩ベースの“白”もある

ーーいただきます。んー、すっごいトマト味が濃いですね!

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「 赤 のパスタは一皿あたりトマト2個分を使ったソースを使っています。るーぱんのモットーは毎日食べても飽きない味。旨味と甘味をしっかりと残しつつも、胃にもたれない優しい味わいに仕上げています」

ーーいくらでも食べられそうです! そういえば、このパスタが3度おいしいと聞いたのですが?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「そうなんです! パスタを食べ終わったら残ったソースにこちらのバターライスを入れてみてください」
セットで付けられる「バターライス」(120円・税別)

ーーこれが「るーぱん流」の食べ方!

すすめに従ってバターライスを投入
よ〜く混ぜて……
あっという間にイタリア風おじやの完成!

ーーご飯がただの白米じゃなくってバターライスだから風味も効いています

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
粉チーズ(10g/20円・税別)を入れるのもおすすめですよ!」

ーー普通に食べて1度目。バターライスを入れて2度目。では3度目はなんでしょうか?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
るーぱんはピザも人気メニューなんですが、ライスを食べたあとのソースをピザに付けることなんです」
ピザの耳部分にボンゴレ(赤)のソースを付ける

ーーもちっとした耳にトマトソースがおいしいです! それにしてもユニークな食べ方ですね。なぜこのような食べ方が生まれたのでしょうか?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
イタリア料理を気軽に楽しんでもらうために、ラーメンのスタイルを取り入れたんです。ラーメンにご飯と餃子ってつきものですよね。ラーメンがパスタ、ご飯がバターライス、餃子にピザといった具合です。最初は別々に食べられていたのですが、おそらく忙しい従業員がバターライスをパスタに入れて食べ始めたのが徐々にお客様にも広まったのだろうと言われています」

まかない飯が今や埼玉県民のソウルフードに。老舗ならではの歴史を感じさせるエピソードだ。

ボンゴレ(赤)だけじゃない! るーぱんの人気メニューたち

ーーボンゴレ(赤)が一番人気とのことですが、ピザやサイドメニューにもファンが多いんですよね?

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「はい、パスタとともにるーぱんを支えるのがピザです。創業者は日本初のピザハウス『ニコラス』で修行した人物。ピザはどうしてもすぐ冷めてしまうので、冷めてもおいしい生地づくりにこだわりました。チェーン店なので冷凍なんでしょ?と言われたりもするんですが、注文が入る度に生地を一枚ずつ延ばして焼いているんです」
直径27cmの「るーぱんミックス(ドリーム)」(1100円・税別)。直径17cmのハッピーサイズも用意

ーーだから、こんなにもちっとした生地で、チーズがとろけた焼き上がりなんですね

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「あと、サイドメニューで人気なのが、イカ・納豆サラダドレッシングは6種類から選べるんですが、特製のアンチョビドレッシングをかけたものがおすすめです」
「イカ・納豆サラダ」(420円・税別)。玉ねぎがたっぷり入ったアンチョビドレッシングは爽やかな味わい
アンチョビドレッシングは販売もしている。1本390円(税別)。通販も行っており、元埼玉県民の注文で、北海道から沖縄まで配送しているんだとか

人気メニューの裏には……なかなか注文の入らないメニューってどれ?

ボンゴレ(赤)は「埼玉県民食」と言われるほどの人気メニュー。しかし、るーぱんのメニューはパスタ、ピザ、サラダ、ハンバーグやグラタン、など約100種類と実に多彩。ということは、注文がめったに入らないメニュー、るーぱん常連客でも食べたことがない「逆・埼玉県民食」もあるはず……。そんな悲しきメニューは一体何なのか?

ーーというわけで、注文の入らないメニューを教えてください

蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「うーーん(困惑)」

無茶なお願いにもかかわらず、作ってもらいました。

なかなか注文が入らないといっても、調理によどみなし。手際よく作られていく

\これが「逆・埼玉県民食」/

「エビと緑野菜のトマトクリーム」(780円・税別)
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
蕨西口店店長代理・神山拓也さん
「こちらのエビと緑野菜のトマトクリームは、月に1、2回しか注文の入らないメニューです。このメニューだけ、生パスタのフェットチーネを使っています

「逆・埼玉県民食」と侮るなかれ。生パスタとあってもっちり感があり、食べごたえも十分。エビの出汁が効いたトマトベースのソースも濃厚で、幅広のフェットチーネとよく絡む。さすが愛されレストランの「るーぱん」、脱帽です。

そして見逃せないのがこちらのお得情報だ。

看板メニューを値下げする大胆さ!
通常でもリーズナブルなのに半額!?

通常でもお財布に優しいメニューなのに、毎週火曜日は「トマトの日」としてボンゴレ(赤)が350円(税別)に、毎週金曜日は3種類のピザが半額になるというから驚きだ。

豊富なメニューと優しい味わい、アットホームな雰囲気、コスパの良さと三拍子そろえば、ファンが多いのも納得。埼玉を愛し、埼玉に愛されしレストラン「ピザ&パスタ るーぱん」。埼玉に行ったら、いや、わざわざこの店を目当てに、埼玉へ出かけたくなる。

るーぱん 蕨西口店

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材・文=西連寺くらら、撮影=三佐和隆士


\よその地方チェーンも気になる!/

\埼玉ネタ集めました/

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