父娘の絆の一口餃子に鈴木砂羽も感激!千歳船橋「てんまさ」

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3月の連載記事まとめ

2018/03/03

父娘の絆の一口餃子に鈴木砂羽も感激!千歳船橋「てんまさ」

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第31回!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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本場・大阪の一口餃子が千歳船橋で食べられる?

こんにちは、鈴木砂羽です。今回も千歳船橋からお届けします。

暮らしやすい街として人気の高い、小田急線・千歳船橋駅

アットホームな商店街から一本路地に入ったところに、「一口餃子」というなんとも魅惑的な四字熟語か書かれた赤提灯が見えてきます。こじんまりとした佇まいのこのお店が、今回伺う「てんまさ」です。

なんとも素敵な四字熟語!

2017年4月にオープンしたばかりの「てんまさ」は、東京では珍しい一口餃子の専門店。カウンターのみ、6~7名も入ったらギュウギュウになりそうな店の奥にはどっしりと焼き台が鎮座しています。食事はもちろん、酒場使いもできて、さらに自宅での夕飯用にテイクアウトにも対応していたりと、開店1年未満ながら地元の人で賑わうお店です。

なんでも女主人・後藤昌子さんのご実家は、大阪の北新地で一口餃子のお店をやっていたそうで、ここで出している餃子もお父さんから受け継いだ味なのだとか。なにげに連載史上初の一口餃子、楽しみです!

熱い鉄板の上にラードを引いて……
可愛いサイズの餃子を並べていきます
なんともGLGな一口餃子!

業者に特注した皮で一つずつ手作りした餃子は、ラードで焼き上げていくこだわりっぷり。ラードで焼くと、それだけでコクと風味が増しますよね。

一口餃子(20個・900円)*追加は5個(225円)から

見て、この可愛らしいフォルム! 綺麗な焼き色で、見るからにカリッとした焼き上がり! 今日はレモンサワーと一緒にいただきますよ。

レモンサワーに一口餃子、至高の組み合わせ!
このままイヤリングにでもしたくなるほどの可愛らしさ

まずは何もつけずに食べてみます。うーーん、美味しい! 餡も美味しいし、ラードのコクも効いてて。サクッとスナッキーな食感だけど、普通の一口餃子よりも皮がモチモチしていて、小さいけど食べ出があります。

「実家の時はもう少し皮が小さかったんですよ。餡は豚肉と白菜、ニラ。ニンニクは控えめにしてあるので、女性にもオススメです」(後藤さん)

小粒ながらもしっかりした味わいの餡
お店オススメの酢醤油に合わせてみると?

続いて、お店オススメの酢醤油で食べてみましょう。うーんっ、たしかに酢醤油が合うね! いい感じにさっぱりして、いくらでも食べられちゃいそう。

「女性でも30個注文する人が多いですね。一番多く食べた人で130個、女性でも100個食べた人はいますよ」(後藤さん)

さすがに100個は無理だけど(笑)、この20個なんてお腹空いておしゃべりしてたらすぐペロリだもん。「じゃあ、あと10個追加でー!」とか言ってそう(笑)。ビールとハイボールお代わりしてるうちに、50個ぐらい食べちゃいますね。

さらにカウンターにある手作り辣油にも注目。通常の辣油よりもコクと香ばしさがあって、これもお父様直伝なんだそう。手作り辣油を酢醤油に入れて食べると、また美味しいんですよ!

手作りの辣油は香ばしさが際立っています

千歳船橋で出会った一口餃子、北新地の名店との関係が?

しかし、大阪の一口餃子の店をなんで千歳船橋でやろうと思ったんですか?

父が大阪の北新地で40年ぐらい一口餃子のお店をやってたんですよ。だけど、ビルが消防法に引っかかった関係で立ち退きになってしまい、2016年に閉店したんです。他の場所で再開しようと物件を探してたものの、いいところがなくて。ちょうどその頃、私が以前の仕事を辞めるタイミングだったので、『お父さんが大阪でやらないなら、私が東京で店をやる!』って言って。東京って一口餃子の店があまりないじゃないですか? だから面白いんじゃないかなって。昔からの友達が千歳船橋の駅前で不動産屋をやってて、相談したらたまたまこの物件が空いてたので千歳船橋でオープンしたんです」(後藤さん)

40年に渡って愛され続けてきた一口餃子に想いを馳せる砂羽さん

それにしてもお父さんのお店は、北新地で40年も営業を続けられていたなんて、よっぽど人気のお店だったんでしょうね!

「そうですね。父のお店に行ってた人がたまたまこの近所に住んでて、同じ味だって食べに来てくれたりもするんですよ。ちなみに北新地にあった店の名前は〈兄ちゃん〉って言うんですけど」(後藤さん)

これが北新地「兄ちゃん」の味を受け継ぐ一口餃子だ!

あれ?「兄ちゃん」ってなんか聞いたことあるぞ!? あーっ、ウチの餃子部の部員が行ってたお店だ!! 以前に部員が自主練(個人個人で食べに行くこと)で北新地に行ってて、『兄ちゃんの一口餃子が美味しい』って報告してくれていて、ワタシもずっと気になってたんです。いつか行ってみたかったのに、急遽閉店しちゃったから残念!って思ってたの。

「えーっ、そうなんですか? すごーい!」(後藤さん)

いつか食べてみたいと想い続けていた、幻の名店の味に出会えてご満悦の砂羽さん

いつか食べてみたいと思ってた「兄ちゃん」の餃子に、まさか千歳船橋で出会えるとは! これぞ餃子がつないだ縁ですよ。ちなみに、お父さんは「てんまさ」の餃子を食べたことあるんですか?

「ありますよ。一口食べて『まあ、大丈夫やろ』って言うてました(笑)」(後藤さん)

それはもう、自分の味と同じだって認めたのと同じだよね。照れくさいのか意地なのか、お父さんも娘さんが作った餃子にはっきり「美味しい」って言わないところに、父と娘の絆を感じてジーンときてしまいました。

この「てんまさ」自体は新しいお店ですが、味は40年の伝統をしっかり受け継いだもの。大阪の一口餃子をあまり食べたことがない人にこそ、ぜひ味わってもらいたいですね。

最後は店主の後藤昌子さんと、ギョーポー(餃子ポーズ)でキメ!
Yahoo!ロコてんまさ
住所
東京都世田谷区桜丘2-19-10

地図を見る

アクセス
千歳船橋駅[出口]から徒歩約2分
経堂駅[南口]から徒歩約17分
祖師ケ谷大蔵駅[出口]から徒歩約18分
電話
03-5799-4798
営業時間
16:00-23:15
定休日
毎週火曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

構成=宮内健 撮影=熊谷直子 ヘアメイク=吉野麻衣子

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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