ネパール、タイ、中国! おいしすぎて人に教えたくなるアジア鍋

特集

冬だ!うまい「鍋」であったまろ。

2017/12/06

ネパール、タイ、中国! おいしすぎて人に教えたくなるアジア鍋

昨今のパクチーブーム以来、アジアを中心としたエスニックな食文化はすっかり日本に定着した。だが本場の味を食べさせてくれる店はまだまだ少ない。中国、タイ、ネパールの絶品鍋を楽しめるお店をご紹介しよう。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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日本人にはあまり馴染みがない異国情緒あふれる鍋を食べに行こう!

1.麻辣串串鍋(中国)
2.トムヤムクン鍋(タイ)
3.ギャコック鍋(ネパール)

1.中国代表「麻辣串串鍋(マーラーチュアンチュアンシャン)」(神田駿河台・吃飯荘)

吃飯荘(ツーファンソウ)という店名は「ご飯を食べに帰っておいで」の意だとか

「麻辣鍋」は中国で広く食されている鍋料理の一つだ。麻(中華山椒)と辣(唐辛子)などの香辛料をベースとしたスープに野菜、肉、魚などを入れて煮込んだ日本人にもおなじみの鍋だが、この店で提供しているのは串串香(チュアンチュアンシャン)と呼ばれる串に刺した具材を煮込んだものだ。四川省ではおなじみの鍋料理で、現地の屋台などで見かけたことがある人もいるだろう。

料理長を務める李さん。若く見えるが大ベテラン。お肌が綺麗な彼の前に置かれているのが串串鍋だ

見た目のとおり、いわば串に刺した辛いおでん鍋のようなもの。中国の東北地方ではとてもメジャーな料理で、昔から庶民に親しまれてきた。寒い地方なので、体が温まるようにスープが辛いのが特徴だ。

串は全部で20種類。羊やエビのメインから、チシャトウなどの珍しい食材も揃っている。悩んだときは全20種入りが3200円(税別)がおすすめ

同店ではこの鍋を提供するにあたり、四川の料理人にオリジナルレシピを作ってもらったという。さらに、現地からスープの肝ともいうべき香辛料を取り寄せ、現地からやってきた料理人が調理している。つまり、本場四川と変わらない、本物の鍋が、神田で楽しめるのだ。

使われている香辛料はなんと20種類以上

山椒たっぷりの麻辣油がベースとなった麻辣スープに、串に刺した食材からで出た出汁が絡み合い、複雑な味を織り成す。具材にからんだスープは思ったよりも辛くないため、器に入れて思わず飲み干してしまいそうになるが、気がつけば後から後から汗が出てきて、身体中から発汗しているのがよくわかる。寒い冬はぜひこの鍋を食べて温まりたい。

色鮮やかな食材と串に刺さったビジュアル が異国情緒をかき立てる。元気になれる鍋である
Yahoo!ロコ吃飯荘
住所
千代田区神田駿河台3-7-12 くるみビル

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アクセス
新御茶ノ水駅[B3a]から徒歩約2分
小川町(東京都)駅[A7]から徒歩約4分
御茶ノ水駅[聖橋口]から徒歩約6分
電話
03-3518-9690
営業時間
11:30~15:30(L.O.15:00) 17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日
日曜日
口コミ・写真など

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2.タイ代表「トムヤムクン鍋」(新大久保・バーンタム)

店名の「バーンタム」は「タムさんの家」という意味だとか

東京の東、小岩はタイ料理激戦区だ。その理由は、全ての店でタムさんが働いていたことがあるから。彼が携わった店は必ず評判を呼んで繁盛する。現在は新大久保のこじんまりした店で、その才能をいかんなく発揮しているが、もちろんこのお店も連日大賑わい。それゆえ、彼は日本のタイ料理界でレジェンドと呼ばれている。

写真右が生きる伝説タムさん。現在47歳で10年前に来日した。左はお店の店員さん

バンコクのマンダリンオリエンタルをはじめとする有名レストランで磨いた腕は誰もが認めるところ。気さくな性格で、誰からも愛されるタムさんが作り上げる料理は、他の追随を許さない。中でも特に評判なのが「トムヤムクン鍋」だ。

メインはエビ。そのほかに生姜、レモングラス、バイマックルー、玉ねぎ、パクチーなどが入る

世界3大スープにも数えられるトムヤムクンは、「トム(煮込む)ヤム(混ぜる)クン(えび)」という名が意味するように、主役を張るのはエビだ。女性から強い支持を受ける理由は、そのヘルシーさにあるのだろう。ココナッツミルクなどを使用しているが、カロリーも低く、香辛料のおかげで内臓が活性化する。

心地よい酸味が口いっぱいに広がる。辛さは調整できる

奥深いスープだが、メインとなる食材はエビだけ。それだけにごまかしが効かない料理とも言える。タムさんの作る料理の真髄はこのスープの中に凝縮されている。伝説の料理人が作るタイ料理をぜひ堪能していただきたい。

タムさんのファンだという女性客とパチリ
Yahoo!ロコバーン・タム
住所
東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保ビルB1F

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アクセス
東新宿駅[エレベーター口]から徒歩約4分
新大久保駅[出口]から徒歩約6分
大久保(東京都)駅[北口]から徒歩約9分
電話
03-3205-5661
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日
月曜日
口コミ・写真など

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3.ネパール代表「ギャコック鍋」(目黒・バルピパルキッチン)

「バルピパル」は菩提樹という意味。みんなが安らげる場所になって欲しいという思いが込められている

もともと武蔵小山にあったネパール料理の名店「バルピパル」。オープンした当初、ネパール料理の専門店は数えるほどしかなかった。その中でも特に評判の高かった同店は、再開発に伴い西小山へ移転したが、そこでも人気を獲得して、今年9月に目黒に最初の支店を出した。

左がオーナーのマハラジャンさん

「バルピパル」でこの冬から始まったばかりなのが「ギャコック鍋」だ。チベット風の鍋料理で、季節の様々な具材を楽しむことができる。それもそのはず、ギャコックには「100」という意味があり、たくさんの食材を入れないとこの鍋は成立しないのだ。

「ギャコック鍋」(1人前 1500円・税別)2人前から。たくさんの具材が入った鍋にスープを入れて煮込む

言うなれば、ネパール版の寄せ鍋といったところだろうか。中に入れる具材に決まりはないが、スープのベースにギーが使われており、それがコクを生み出している。ギーとはネパールやインドで広く使われている無塩バターのようなものだ。

これがスープ。味の決め手はヒマラヤでとれる岩塩だ

スープを注いで沸騰するのを待つ。素材に8割がた火が通り、柔らかくなってきたら食べ頃の合図だ。中に入っているのは野菜に肉といったオーソドックスな食材だが、スパイスとギーがたっぷり使われたスープで煮込むことで、各々から出た旨味が渾然一体となって、かつてない、だけどどこか懐かしい味わいを楽しむことができる。

この日の食材は、鶏肉、きのこ、そしてパプリカなど10種類以上

この鍋の特徴はやはりギーのコクだろう。ひと口スープをすすると、豊かなギーの風味と、岩塩の旨味が舌を優しく包みこむ。ネパールのご馳走鍋は、日本人の口にも幸福を与える鍋なのだ。

締めにはネパール風の蕎麦がき(パニロティ)を入れてもいい。ライスもよく合う
Yahoo!ロコバルピパル kitchen
住所
東京都品川区上大崎2-26-5 メグロードビル2F

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アクセス
目黒駅[JR西口]から徒歩約1分
目黒駅[JR東口]から徒歩約2分
白金台駅[1]から徒歩約14分
電話
03-6431-9178
営業時間
11:00~15:00, 17:00~24:00
定休日
日曜日
口コミ・写真など

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取材・文/キンマサタカ(パンダ舎) 撮影/木村雅章

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