浅草の昼呑み聖地・ホッピー通りをアラサー女子が飲み歩いたら…

特集

やっぱり浅草っておもしろい!

2017/12/07

浅草の昼呑み聖地・ホッピー通りをアラサー女子が飲み歩いたら…

浅草には「昼呑みの聖地」として飲んべえたちに親しまれる居酒屋通りがあるのをご存知ですか? ズラッと続く長屋の下で、居酒屋が並ぶ「ホッピー通り」。今回は実際にライターが「ホッピー通り」の居酒屋3軒をはしご酒。店内では出会いも期待できるとのこと。果たしていい出会いはあるのでしょうか⁉

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

無茶な飲み方で、ママに止められたり……!

ホッピー通り初心者ならまずはこの3軒から!

1.ホッピー通りの起源とも言われる「とん平」
2.築地 銀だこが居酒屋を開店⁉ B級グルメなら 「浅草 三ちゃん横丁」
3.築地直送の海鮮もんじゃが絶品「浅草もんじゃ かのや」

浅草「ホッピー通り」飲みは隣り合わせた人との交流が醍醐味!

やって来ました、浅草ホッピー通り! 昼と夜の両方、飲み歩いてきました!

どうも「噛めば噛むほど味わい豊かになるスルメイカのような女」でおなじみ、ライターのいちじく舞です。本日は、浅草に昼間っから飲むことが許されている界隈があるとのことで、早速現地に乗り込んできています。こういう居酒屋の楽しさって、たまたま隣り合わせた人との会話にあったりしますよね。

そこで今回は、仕事そっちのけで、あわよくば友達、あわよくば恋人を探しながら飲み進めていきたいと思います。独り身アラサーライターの人生における切実なミッションなので、寛容な心を持ってご覧ください!

1.ホッピー通りの起源とも言われる「とん平」

ホッピー通りを語るには「とん平」は外せない!

東京メトロ浅草駅から5分、つくばエクスプレス浅草駅から2分ほどのところにある「ホッピー通り」。その入り口から少し歩くと「とん平」の黄色い屋根看板が見えてきます

こちらは2017年で創業13年になる「とん平」。「とん平」が営業する前まではこの辺りは生地屋が多く、飲食店は少なかったのだとか。さらに、その数少ない飲食店も、夜20時ほどで暖簾をしまう店がほとんどで、夜は静かな通りだったのだそう。

とりあえず着席して、出会いを待ちます
接客してくれたのは、お店を切り盛りするちーこママ(写真左)と看板娘のさっちゃん(写真右)

多くのお客でにぎわう「とん平」を見て、近所の生地屋は居酒屋に形態を変えて営業を始めたのだとか。その後、この一帯は居酒屋が並ぶ通りになったとのこと。まさにこの「とん平」が、ホッピー通りの起源となった場所なんです!

ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「こんにちは! 初っぱなからガッついてしまい恐縮なのですが、こちらの『とん平』で出会いは期待できますか?
ちーこママ
ちーこママ
「あるある!というのも、うちで出会って結婚したカップルは6組もいるのよ! たまたま隣になったお客さんと仲良くなって付き合ったりするケースがあるみたいね」
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「マジで!? 夫婦が6組ってことはカップルはもっといるのかな。私、記念すべき7組目になってもいいですか……? あ、あと気になっていたのが、この通りって何で『ホッピー通り』と名付けられたのでしょう?」
ちーこママ
ちーこママ
「ほとんどの店がホッピーを提供しているからじゃない?」
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「わあ! 単純明快! じゃあ、ぶっちゃけ普段はあんまり飲まないけど……ここは、やっぱりホッピーで一杯目の乾杯をさせてください!」
「ホッピー」(500円・税別)はセットで付いてくる焼酎で割りながら飲んでいきます。ちなみにホッピーは麦芽醗酵飲料なので、低カロリー。健康志向の人にもおすすめ

さてさて、ホッピーをグビッとあおったところで、ホッピー通りを代表する「とん平」の多くの人に愛されてきた人気メニューをいただいていきましょう。

「とん平」看板メニューの「キムチポッカ」(大800円、小600円・税別)
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「辛っ! 旨っ! 口に運んだ瞬間、一気にキムチの辛さで口の中があったかくなりました。冬のこの時期にはぴったり。ちなみにこのキムチポッカの『ポッカ』ってどんな意味なんですか?」
ちーこママ
ちーこママ
「(食い気味で)意味はないね! ただ響きがいいかなって。体がポッカポッカするっていう言葉にもかかってるし」
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「なんでも意味を求めるのは現代人の悪いクセなのかもしれないですね」
未来の旦那をぞんざいな態度で待つわたし

いくら過去に素敵な出会いを生み出して来た「とん平」とはいえ、開店時間の12時に飲みにくる紳士はなかなかおらず。少しふてくされながら、早くも酔っ払っていると……。

「あ! きた! ちょうどいい年齢の男性が!」

そこに現れたのはサラリーマンのSさん(32歳)。通常ならこの時間帯は絶賛仕事中。会社にバレたらヤバいとのことなので顔出しはNG。昼間から仕事をサボって飲むホッピーって、どんな高価なお酒よりおいしいですよね!と意気投合しました。

お互いホッピーを持ってかんぱーい!!
Sさんと一緒に食べたこちらも人気メニュー。昔懐かしい「ハムカツ」(600円・税別)は細かめの衣はサクサクの歯ごたえ! その衣と噛んだ瞬間ジューシィなハムとのバランスがたまらん!
「牛スジ煮込み」(600円・税別)は、牛スジ肉を6時間ほど煮込んだのちに野菜を投入して作られている、手の込んだ逸品
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「ホロホロの牛すじ肉が軟らかい! これでもかというくらいダシ汁が染み込んだ大根もおいしい」

聞けば「この辺りは昼間から当たり前のように営業しているので、当たり前のようにランチがてら飲みに来てしまう」とのこと。その後、仕事をサボるサラリーマンテクなどを楽しく聞いていましたが「ごめん、やっぱりわたし仕事頑張ってる人がいい!」と解散。

「2軒目なら前の『浅草 三ちゃん横丁』はどう?」とちーこママ

1軒目は残念ながらマッチングせず。とは言え、まだまだホッピー通りのはしご酒は始まったばかり。ちーこママに2軒目のおすすめなお店を教えてもらい、間髪いれずにゴー!

Yahoo!ロコとん平
住所
台東区浅草2-3-17

地図を見る

アクセス
浅草(TX)駅[A1-1]から徒歩約2分
浅草駅[6]から徒歩約5分
浅草駅[東武線正面口]から徒歩約6分
電話
03-3845-2626
営業時間
平日12:00~23:00 土10:00~23:00 日・祝10:00~22:00
定休日
水曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

2.築地 銀だこが居酒屋を開店⁉ B級グルメなら 「浅草 三ちゃん横丁」

「浅草 三ちゃん横丁」なら、女子1人でも入りやすい!

「とん平」のちーこママから紹介を受けてやって来た「浅草 三ちゃん横丁」

「浅草 三ちゃん横丁」はかの有名な「築地 銀だこ」の運営会社がこの2017年10月にオープンした横丁タイプの居酒屋。大正ロマンをイメージした店内には4つの居酒屋が並び、横丁のような造りになっています。

こちらの綺麗でかっこいいお姉さんはスタッフのゆうこさん!
全90席の奥行きのある店内が広がっています
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「この『浅草 三ちゃん横丁』は敷居の高さを感じさせない、女子1人でも入りやすいお店なんですね」
スタッフ・ゆうこさん
スタッフ・ゆうこさん
「そうですね。常連さんは一見さんに対して歓迎ムードなので、カウンター席に座ればすぐ仲良くなれちゃいますよ」
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「寂しい1人飲み生活が解消できそう……! とりあえず、乾杯!」

\ご当地カップ酒で乾杯/

カップ酒にご当地シリーズがあるの知っていました? 可愛いくまモンのカップに入っているのは「熊本のご当地カップ酒」(500円・税別)

24種類ものご当地カップ酒をいただけるのが、横丁に入っている1店「BAR 路地裏」。ほとんどが500円、高くても600円という手頃な価格。

ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「これは会話のネタになりそう。さっそく隣の席に来た外国の方に『それはどこのカップ酒なんですか?』と聞いてみましょう!」
あ! わたし潔いくらいに日本語しか喋れないんだった! とりあえずジャパニーズかんぱーい!

ニューヨークから来たMina(写真中央)とMike(写真左)は今回が初めての日本なんだとか。「日本好き! 日本のお酒はもっと好き!」とにこやかに話してくれた気の良い2人組でした。こんな国際交流ができるのは浅草のホッピー通りならでは!

インターナショナルな恋の予感が漂っていたところで、『浅草 三ちゃん横丁』のおすすめラインナップをいただきましょう!

「天ぷら屋台 みっちゃん」

リーズナブルな価格で揚げたての天ぷらを楽しめる「天ぷら屋台 みっちゃん」からは「絶品天ぷら串盛り合わせ 八本盛り」をいただくことに。串に合わせたタレやスパイスがつけられた状態で提供されます。

うなぎ、エビ、ヤングコーン、アスパラ、茄子、小玉ねぎ、チーズトマト、蓮根からなる「絶品天ぷら串盛り合わせ 八本盛り」(1500円・税別)
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「揚げたての天ぷら屋って高級店でしか提供されないイメージだったけど、こんな風にカジュアルに食べられるのはうれしい! ヤングコーンにはカレーパウダー、チーズトマトにはバジルなど、天ぷらにしてはちょっと変わり種の味付けもあって面白い!」

「もつ焼 昭和のもっちゃん」

お次の「もつ焼 昭和のもっちゃん」の主役はやっぱりもつ煮込み。もともと株式会社ホットランドが、もつ煮込みが有名な群馬で始まった会社だったことから「もつ焼 昭和のもっちゃん」のもつ煮込みにもこだわりが詰まっているよう。

「究極のもつ煮込み」(500円・税別)は冷凍保存を一切していない新鮮なモツを使用。臭みがなく歯ごたえのいいモツが自慢の一品
写真上の「牛ハラミ串」(250円・税別)は醤油ベースで甘辛く煮た玉ねぎのタレがハラミ肉とマッチ。写真下の「トロもつ串」(230円・税別)はモツの柔らかくプリプリな食感が絶品

「下町の鉄板焼き 銀ちゃん」

「浅草 三ちゃん横丁」でしか出会うことのできない、「雷たこ焼」が食べられるのは「下町の鉄板焼き 銀ちゃん」。ピリ辛のマヨネーズのシラチャーソースの上に、唐辛子を粉末状にしたカイエンパウダーを乗せていただきます。

「雷たこ焼」(4個入り420円・税別)はここでしか味わえない「浅草 三ちゃん横丁」限定のたこ焼なんだとか! 銀だこファンは絶対おさておくべし
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「うわっ、見た目以上に辛い……! このたこ焼、もしかしてこの世でお酒に一番合うたこ焼なのでは? おつまみとしてとっても優秀」
ヘルシーな「豆腐ステーキ」(450円)はシンプルながら食べ応え十分。少し濃いめの味付けにお酒が進む!
カップ酒ですっかり打ち解けた私たち……!

でも、気付いたら、カウンターで一人、うつぶせていた私……。あの楽しい国際交流は、幻だったの⁉

ぜんぜん、よっぱらっれないれす、まだまだのめるれすよ(普通に置いて行かれた模様)

横丁のさまざまなグルメを堪能し、味わいが微妙に違うご当地カップ酒飲みを楽しんだら……見事に酔いつぶれてしまいました。ここで、一旦休憩を挟みましょう。

浅草 三ちゃん横丁

住所:東京都台東区浅草 2-4-12
交通:浅草(TX)駅A1-1出口から徒歩約2分(道案内)路線、浅草駅6出口から徒歩約5分(道案内)路線、浅草駅東武線正面口出口から徒歩約6分(道案内)路線
電話:03-5830-6970
時間:平日:11:00~23:00(LO22:30)
定休日:年中無休

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

3.築地直送の海鮮もんじゃが絶品「浅草もんじゃ かのや」

いきのいい海の幸がもんじゃという海の中で泳ぐ!

飲んだくれ状態からやおら復活し、懲りずにホッピー通りに再来。だってまだ彼氏候補と出会ってないし! あんなに明るかったのに、すっかりあたりは暗くなっていました
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「あ! 『浅草 三ちゃん横丁』のゆうこさーん! また来てしまいました。お昼ぶりです。3軒目におすすめのお店、どこかありませんかね?」
「それなら、お隣の『浅草もんじゃ かのや』のもんじゃはおいしいよ」とゆうこさん
5秒で到着! こちらは、外国からの来客も多い浅草の地で、もんじゃという文化を世界に発信するという目的で開店した「浅草もんじゃ かのや」

明治4年創業の築地魚河岸「つきぢ 尾粂」を母体に持つ「浅草もんじゃ かのや」。築地から直送される、新鮮な海の幸を贅沢に使ったもんじゃ焼きを堪能することができます。

ホタテ、イカ、タコ、あさり、エビ、塩辛などがデデンど乗っかった人気メニューの「海鮮かのやスペシャル」(1680円・税別)
熟練された手さばきでもんじゃを焼いていく荒木店長。を見つめるわたし。なんだか、もうすでにおいしいです
鉄板から奏でられる「ジュウ〜」という空腹を刺激する音。もうそろそろで食べごろかな? もう少しだけ待って……いただきまーす!
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「うわ! 塩辛が全体の味を引き締めるアクセントとなってる! ゴロゴロと大ぶりな海鮮の食感も楽しい。海の旨味がここに全て凝縮されているよー!」

アラサーライター、最大のチャンス到来

と! もんじゃをうまうま味わっていたら、3人のメンズが隣にやってきました。

例に漏れず、お酒を片手ににじり寄ります
半ば無理やりかんぱーい! しめしめ

このメンズ3人、年齢を聞くと21から22歳と今が旬のお年頃。取って食いはしないから、わたしと一緒にもんじゃを食べておくれ、と口説きます。

「明太もち」(1580円・税別) この明太子も築地から直送されているのだそう
酔ったノリで、一緒に海苔をふりかけることに成功。ホッピー通りで知り合った年下イケメンとの初めての共同作業です
「あーん」をせがむアラサーライター。もんじゃ焼き屋がホストクラブへと化す瞬間である
ライター・いちじく舞
ライター・いちじく舞
「この『明太もち』でっぷりとした明太子が一腹大胆に乗ってかなり豪華! 明太子の辛さとチーズのまろやかさがマッチしておいしい……」

もんじゃ焼は全て、焼あご、さんま節、さば節、かつお節、昆布など8種類の素材を使ったこだわりのダシを使用。そんな骨太なダシは、優しくも深みがあり、もんじゃの味をしっかりと支えています。

おいしいもんじゃが、よりおいしくなりました!

その場に偶然居合わせたお客さんとの会話が、味わい深い肴になる「ホッピー通り」。結局彼氏ができるまでには至りませんでしたが、いくつかのメンズたちとの出会いにも恵まれご満悦。この人肌恋しい季節、誰かと一緒お酒を酌み交わしたい! そんな想いがあふれたときは浅草にぜひ出向いてみてください。

待って、せめて割り勘にしない?

「ごちそうさまでした」と伝票を突きつけられ、夢見心地で終わろうとしていたホッピー通りの夜、一気に酔いが覚めました。

Yahoo!ロコ浅草もんじゃ かのや
住所
台東区浅草2-4-11 ホッピー通り

地図を見る

アクセス
浅草(TX)駅[A1-1]から徒歩約2分
浅草駅[6]から徒歩約6分
浅草駅[東武線正面口]から徒歩約6分
電話
03-6802-7618
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/罪悪感と優越感が入り混じる「昼飲み」。一度味わうとクセになる、まさしく禁断の果実ではないでしょうか。それはともかく、通りを歩いている女子率の高さにも驚きました。出会いたいなら女子複数人で乗り込むのがいいのかも。

構成=城リユア(mogShore)/取材・文=いちじく舞(mogShore)/撮影=榊原亮佑

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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